東京オートサロン・アフターレポート by YOKOHAMA
トップページ
タイヤブース
ホイールブース
インプレッション
ディスカッション
トークショー
メイキング・ストーリー
タイヤブース -Motorsport, Concept Tires-
| ADVAN | Motorsports, Concept Tires | BluEarth |
カスタムカーの祭典として、国内外から注目を集めている東京オートサロン。

ヨコハマのタイヤブースでは、国内最高峰のSUPER GTや、アメリカで長い歴史と伝統を誇るパイクスピークに参戦するレーシングマシンも展示、多くのモータースポーツファンや“クルマ好き”のみなさんから注目を集めました。

特にパイクス参戦車は完全な電気自動車であり、コースレコードを更新して歴史の1ページにその名を刻んだモデル。装着するのはBluEarthのコンセプトタイヤであり、モータースポーツの新しいかたちを具現化した一台です。

また、4種類のコンセプトタイヤも来場されたみなさんの興味を惹く存在になっていました。それぞれのモチーフから、タイヤが求められる機能や性能への応用を提案するコンセプトは、ヨコハマならではの独創性と高い開発技術の現れであるとも言えるでしょう。
ADVAN KONDO GT-R
国内で最多の観客動員を誇る人気のレース・カテゴリーがSUPER GT。

2011年シーズンではGT300クラスでADVANを装着するBMW Z4が、最終戦まで続いた接戦を制して見事にシリーズチャンピオンを獲得したのは、記憶に新しいところです。

東京オートサロンのヨコハマ・ブースには、最高峰となるGT500クラスを戦う「ADVAN KONDO GT-R」をステージ上に展示。

世界最高峰のツーリングカー・スプリントレースであるWTCC(FIA世界ツーリングカー選手権)をはじめ、国内外のレースシーンで活躍しているADVANレーシングスリックタイヤが支える戦いぶりには、多くのファンから声援が送られ続けています。

2012年、SUPER GTは国内主要サーキットとマレーシアのセパンを舞台に全8戦+特別戦の9大会というカレンダーが組まれています。

3月31日に岡山国際サーキットで開幕する2012年シリーズ、ADVAN勢のさらなる活躍にご期待ください!
EV Racing HER-02
アメリカで最も長い歴史と伝統を誇るモータースポーツ・イベントが「パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム」。
通称“パイクス”と呼ばれるこの競技は、ロッキー山脈の東端にあるパイクスピークという標高4,300mの山を舞台に、中腹の2,800m地点から一気に頂上まで駆け上がる速さを一台ずつ競い合うというものです。

年に一度、盛大に開催されるこの大会に2009年からチャレンジを続けているのが、日本を代表するオフロードレーサーの塙郁夫選手。

このチャレンジは初年度から電気自動車で行われており、2011年は前年に自身がマークしていた電気自動車でのコースレコードを1分近く更新する速さを見せました。

その走りを支えているのが、BluEarthのコンセプトモデル。走行時の抵抗を低減させる一方で、156ものコーナーを次々に駆け抜けるための高い運動性能を兼ね備えています。
Concept Tires
Youmyaku =葉脈=
「しなやかで強靱な葉脈をヒントに」

植物は効率的な光合成が出来る様に、上下左右のさまざまな方向から外力が加わっても葉が折れたり切れたりしない構造上の支えである「葉脈」を備えています。

しなやかな強い構造を実現する形状の参考として、葉脈のカタチをヒントに、空気を使用しないタイヤ構造に応用したコンセプトモデルです。
Shimon =指紋=
「同心状の指紋をヒントに」

指紋があることによって、私たちは、ものを落とさずにしっかり掴むことが出来ます。

雨の日や雪道など、タイヤが滑りやすい路面で360度あらゆる方向に摩擦の力を発揮できるよう、指紋の模様からデザインした同心状の模様を配置することで、優れたグリップ力への応用が可能です。
Yuragi =ゆらぎ=
「大気や川の流れ、炎のゆらぎをヒントに」

ロウソクの炎のゆれ、小川のせせらぎなどの規則正しいリズムと、規則性が無くランダムなリズムがバランス良くゆらいで調和している状態は、人間の心拍間隔に近く、ヒーリング効果を生み出すと言われています。

心地よく静かなタイヤを実現するために、「静粛性能」への応用のコンセプトモデルです。
Honeycomb =ハニカム=
「自然界に存在するハニカム構造をヒントに」

蜂は六角形を隙間なく並べる事で、高効率で丈夫な巣を作ることを可能にしました。

六角形ブロックは、縦・横・斜め、あらゆる方向の力に対応することで優れた全天候性能を実現します。
ひとつ前にもどる