東京オートサロン・アフターレポート by YOKOHAMA
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オートサロンの会場ではすっかりお馴染みになった、壁一面に最新のアルミホイール・ラインナップを展示している、ヨコハマのホイールブース。2012年は3台の車両を展示、そのうちの2台には年内に発売を予定している新製品が装着されました。

ヨコハマのホイール、そのプロデューサー役が萩原修。自らの手でコンセプトワークからデザインも行い、優れた機能美と高い品質のホイールを生み出し続けています。
その萩原は、ヨコハマのホイールブースについて、
「ヨコハマのホイール・ブースは、商品のコンセプトが不変であるのと同じで、訪れた皆さんに“インテリジェンス”と“ハイセンス”を感じていただける造りとしています」
と語りました。

そして、ヨコハマのホイールについて一貫するコンセプトを、時代背景も踏まえて次のように説明します。
「まず“スポーツ”という軸があるのがヨコハマのホイールです。昨今、自動車は過渡期のような時代を迎えていますが、ADVAN RacingやA.V.S.シリーズを展開するヨコハマホイールとしては、“車を単なる道具ではなくて、趣味や生きがいのひとつとして感じていらっしゃるような方がいる限りは、優れた商品を提供していく”、というコンセプトの下で、ご期待を裏切らない商品づくりを心がけています」

東京モーターショー2012で発表した2つの新商品は来場されたお客様の関心を集めましたが、それぞれのコンセプトについて萩原が語ります。まずはADVAN Racing GTについて。
「昨年発表したTCVは18インチでしたので、19や20にインチアップするにはそのままの形でインチアップ化するという手法もあったのですが、折角なのでRZ-DFが持っている3つのリム深さというアイディアを組み合わせて、鍛造製の新しい5本スポークを生み出しました。その際にはよりスポーツライクに振ったイメージで描き直して、ブランドもGTとしてリリースしました。
GTというブランドネームは、自信が無いと使えないでしょうね。私もGTという名称は、情けないホイールではつけられないと思っていました。だからこそ『これならば相応しい』という商品を作り上げることが出来ました。5本スポークというオーソドックスなデザインですが、長年培ってきたデザイン的な線の描き方みたいなものを、改めて明快に描いてみました」

続いてADVAN Racing RSUについて。
「RSは発売から6年が経ちましたが、今もヨコハマ・ホイールの代表選手的な存在です。こういう人気のある定番商品をモデルチェンジするのは勇気もいることですが、ここに来てRSでちょっとだけやり残した部分をRSUとして表現したいな、という気持ちが出てきて、今回意を決してRSUの発表に踏み切りました。
ラインは同じ10本スポークですが、イチから描き直しています。立ち上がり部分に大きな凹みを作りつつ、そこから一気に立ち上げてセンターに落とし込んでいく。最大のフューチャーであるサイドカット部分を入れて、全体のイメージとしてはよりメカニカルな世界を表現しています」
ADVAN Racing GT × amuse FAIRLADY 370Z
YOKOHAMA WHEEL
amuse
ADVAN Racingの新しいフラッグシップを目指して、デザインとスペックの両面で最高のスポーツモデルを目指す、というコンセプトを掲げていよいよ4月にデビュー(予定)するのが、「ADVAN Racing GT」。

シンプルにしてレーシーな5本スポークデザインを採用、サーキットでの性能も追求した「TCV」を基本に、「RZ-DF」譲りの3タイプのリム深さのサイズバリエーションを組み合わせて、まったく新しい5本スポークデザインの魅力を引き出しています。

東京オートサロン2012では、amuseがプロデュースした日産フェアレディZ(Z34)に装着。精悍な佇まいは多くの来場者から注目の的となっていました。
SPECIFICATION
 
車両名
FAIRLADY 370Z
 
 
チューナー
amuze
 
 
ホイール
ADVAN Racing GT
MACHING & RACING HYPER BLACK
 
 
Front) 20inch ×9.5J
 
 
 
Rear) 20inch × 11.0J
 
 
タイヤ
CONTI SPORTS CONTACT 5P
 
 
 
 
Front) 245/35R20
 
 
 
 
Rear) 295/30R20
 
ADVAN Racing RSU × Kansai service LANCER EVO ]
YOKOHAMA WHEEL
Kansai service
2005年にデビュー、高い人気を博してきたADVAN Racingの代表的なモデル「RS」が、モデルチェンジを受けて「RSU」として新登場します(2012年5月から順次発売予定)。

完成の域に達しているフルフェイス10本スポークデザインを踏襲しつつ、更なるシェイプアップと迫力のコンケイブ・スポーク(センター下がり)を実現。

さらにADVAN Racingとして初めてとなる、マシニング加工によるサイドカットをスポーク側面に施すなど、随所に妥協を許さないYOKOHAMA WHEELならではの“拘り”を、高い技術で投入しています。

オートサロンではKansai serviceがプロデュースしたランサー・エボリューション]に装着して展示。レーシーな白いボディに対して、従来のマッドブラックに比べ5分艶まで艶感を向上させたセミグロスブラックの「RSU」が、足元で高い存在感を見せていました。
SPECIFICATION
 
車両名
LANCER EVO X
 
 
チューナー
Kansai service
 
 
ホイール
ADVAN Racing RSII (GTR Design)
SEMI GLOSS BLACK
 
 
Size) 19inch × 10.5J +25
 
タイヤ
ADVAN NEOVA
 
 
 
 
Size) 265/30R19
 
ADVAN Racing RZ-DF × G-ism MINI R56
 
ADVAN Racing RZ-DF
G-ism
ADVAN Racingブランド初の鍛造ホイールモデル「RZ-DF」。適用車種のフェンダークリアランスとキャリパークリアランスを考慮したラインナップで、ポルシェやBMW、MINIなどのユーザーから特に支持を集めているモデルです。

「RZ」のツイン5本スポークと均等10本スポークを融合したクロスオーバーデザインをベースに、ディープリムを組み合わせることで生まれた完成度の高いデザイン。

オートサロン会場に展示したのはG-ismの手によるMINI、装着された「RZ-DF」はMINI専用サイズにのみ設定されているレーシングホワイト仕様で、MINIのスタイリングを小粋に演出しています。
SPECIFICATION
 
車両名
MINI R56
 
 
チューナー
G-ism
 
 
ホイール
ADVAN Racing RZ-DF
RACING WHITE
 
 
Front) 18inch×7.5J +42
 
 
 
Rear) 18inch × 7.5J +39
 
 
タイヤ
DNA S.drive
 
 
 
 
Front) 205/40R18
 
 
 
 
Rear) 205/40R18
 
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