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HOME / MOTORSPORTS / JDC 2007 / Round 3 News Index
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DIRT TRIAL OF FUKUSHIMA
開催日程
2007年5月13日(日)
開催場所
SSパークサーキット
(福島県)
天 候
曇り のち 晴れ
路 面
ウェット → ドライ
参加台数
180台 (ADVAN 38台)
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第3戦を迎えた全日本ダートトライアル選手権は九州から東北へ舞台を移した。
会場は一昨年のJAFカップダートトライアル以来の大きなイベント開催となる『SSパークサーキット』のグラベルコースだ。

ここSSパークサーキットは、コース幅も広く、3〜4速ギアに入る外周ハイスピードセクションを持つ高速型コース。
決勝コースは、スタート直後にパイロンスラロームがあり、外周のハイスピードセクションへ入り、ゴール直前で大きな8の字ターンセクションを通過するSSパークでは定番となるレイアウトだった。

しかしスタート直後のパイロンスラロームでは1本目の早々から転倒車が続出。波乱の幕開けとなった。

SC2クラスでは、マシンにビハインドを持ちながら健闘してきた鈴木功敏選手が、ようやく気持ちのいい勝利を掴んだ。
今シーズンは開幕して2戦とも2位を獲得してきた鈴木選手は今シーズン初優勝でもある。
『今までライバルマシンから比べて少々ハンデがありましたが、今回ようやくタービンの大径化を行いました。元々200馬力程度でしたが約30〜40馬力向上して、とっても走らせやすくなりました。このコースは外周セクションで頑張りすぎるとアウトに膨らみすぎてダメになるんですが、今回の2本目はそうなっちゃったんですがパワーがあるおかげで取り戻せました。ことし残りのシーズンを戦うのがとても楽しみになりました』。地元コースでの優勝ということもあり、終始笑顔のインタビューとなった。

N3クラスでは若手ドライバーが上位を締め、ADVANユーザー3名が入賞を果たした。
昨年の信州ラウンドで初勝利を遂げている地元・福島の谷津良嗣選手が2本目にADVAN A035を装着して2位を獲得。
1本目で岡島和也選手が出したベストタイムが、2本目になってもなかなか更新されない状況。
谷津選手がタイムアップを果たし、岡島選手のベストタイムは更新できなかったものの、2本目だけではベストタイムを奪取した。

また、今年からマシンをエボYからエボ\へ変更し、クラスもSA2からN3へ移行した佐藤隆行選手が2本目にADVAN A035を装着して3位を獲得した。
そして、今年新車のランサーを投入して全日本戦連続入賞を果たしている九州の鈴木信地郎がADVAN A035を装着して5位を獲得。
Mコンパウンドを選択した選手が多く、N3クラスの2本目路面には、ADVAN A035パターンがベストマッチした結果となった。

昨年のN3クラスチャンピオンである荒井信介選手は、今年からSA2クラスに移行しているが、今回はアドバンA035を装着して挑んだものの、納得のいかない2位という成績に終わった。

次なる第4戦の舞台は北海道のオートスポーツランドスナガワ。
伝統ある豪快なハイスピードコースでのアドバンユーザーの大活躍が期待される。
Driver's Voice
鈴木功敏選手
  【SC2クラス・優勝】
今回ようやくエンジンの出力が上がったので、とても気持ちよく走ることができました。
ここはホームコースで地区戦などでも走る機会があります。
そこではADVAN A031を選択する人も多いんですが、自分はウエットタイヤのヨレ感がイヤなのでA035を履くようにしています。
今回はSコンパウンドを選びました。
谷津良嗣選手
  【N3クラス・準優勝】
ここはホームコースなのです。いつもならどんなに天気が良くても2トライともADVAN A031ですが、今回の2本目の路面はちょっと違っていました。
1本目はA031、2本目はADVAN A035のSコンパウンドを選びました。
ライン上が完全にハケ切れていなかったことと、自分が好きなタイヤということでSコンパウンドにしました。
TECHNICAL INFORMATION|テクニカル・インフォメーション
1本目のスタート前に撒かれた水がN3クラス中半あたりで乾き始めた。
気温は上昇傾向だったので路面は順調に乾いた。追加の散水もなかったため、1本目は軟質ダートから泥濘地といった低μ路に対応したアドバンA031を装着する選手が多かった。
しかしこのSSパークは、土と砂利が混合した特有の路面を持ち、さらに少々湿り気があるほうがグリップが安定していて好タイムが出る傾向がある。
さらにトレッドパターンを変更してもタイムに変わりがないというデータもあるため、2本目のタイヤチョイスはドライバーによってまちまちだった。
基本的にはラインナップの中核をなすアドバンA035、路面温度が低温時の走行に適したSコンパウンドを選択するのが正解だが、競技会場の体感気温が高かったためMコンパウンドを装着する選手も多かった。
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