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HOME / MOTORSPORTS / JDC 2007 / Round 7 News Index
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ダートスプリント in 門前
開催日程
2007年9月9日(日)
開催場所
輪島市門前モータースポーツ公園 (石川県)
天 候
曇り 時々 雨
路 面
ウェット
参加台数
150台 (ADVAN 23台)
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北陸へと舞台を移した全日本ダートトライアル選手権、第7戦の会場は「輪島市門前モータースポーツ公園」。
ここは全国的にも珍しく地方公共団体が管理するダートコース。コースレイアウトもバリエーションが豊富で、付帯施設も充実しているために開催を楽しみにしているドライバーも多い。
3月に起きた能登半島地震の影響で開催そのものが心配されていたが、輪島市や主催者などの多大な努力により開催にこぎつけた。

土曜日は快晴に恵まれたものの、決勝が行われた日曜日は天候に翻弄される結果となった。
朝方は曇り空だったが、第1ヒート途中から激しい雨が降ってきてしまったのだ。雨が降り出すまでは路面状態は良好で、走行するにつれ砂利が掃けてレコードライン上に硬い路面が現れてきていた。しかし、SC1クラス後半で雨が降り出してからはウエットタイヤを選択せざるを得なくなった。
反面、良好な整備が行われていたため、ウエット路面にありがちな荒れは少なく、第1ヒート終了後には第2ヒートにおいてベストタイム更新が望めそうな状況になっていた。

ADVANユーザーの装着タイヤは、第1ヒートはADVAN A035がメイン。雨が降り出してからはA031だが、第2ヒートではN3クラス後半では雨が止み、併せて強い陽が射してきたためA035が使えるまでに路面状況は回復した。

SA2クラスは、ADVANユーザーの荒井信介選手がポイントリーダーとして第7戦を迎えた。
昨年はN3クラスでチャンピオンを獲得しているベテランだけに、クラス移行初年度となる今年もチャンピオン獲得に大きな期待が寄せられていた。しかし、久々のSA車両ということで、大会を追うごとに新たな仕様が固まっていく状況だった。
SA2クラスでは若手ドライバーが台頭してきていることもあり、チャンピオン争いの行方が心配されたが、迎えた今回の第7戦では泰然自若。
第1ヒートからベストタイムを叩き出した荒井選手、このタイムは結果的に誰にも敗られることなく優勝を飾るとともにSA2クラス移行初年度にしてシリーズチャンピオンを確定させた。

また、SC2クラスでチャンピオン争いを展開している鈴木功敏選手が、第1ヒートではエンジントラブルに見舞われたものの第2ヒートで見事にベストタイムを刻んで、第3戦以来の優勝。
ランキング争いではポイントリーダーとして最終戦タカタを迎えることになった。
Driver's Voice
荒井信介選手
  【SA2クラス・優勝 (シリーズチャンピオン確定)】
2ヒートとも205/65R15サイズのA035を装着しました。
第1ヒートはドライ路面でしたが、まだ少し滑る感触がありました。でもトラクションは得られる路面だったので、A035で正解だと思います。
第2ヒートは自分たちの走るころには路面状況は良くなりましたが、まだ水が残っていたためにタイムアップできるかどうか微妙な感じでした。
 
鈴木功敏選手
  【SC2クラス・優勝】
2ヒートとも185/65R15サイズのA035を装着しました。
実は、第1ヒートは走行中にエンジントラブルに見舞われて完走できなかったのです。第2ヒートでは路面が乾いたのでベストタイムを狙える状態になりました。
そこでタイヤ選択に悩んだのですが、タイヤエンジニアの方にA035を勧められました。その結果、この好成績を残せました。
TECHNICAL INFORMATION|テクニカル・インフォメーション
第1ヒートで降った雨は第2ヒートのN3クラス後半あたりまで弱く続いたが、路面コンディションを激しく悪化させる要因とはならなかったことが救いだった。
第2ヒートは、N1、N2、N3クラスまでは雨の影響でウエットタイヤを選択せざるを得なかったが、その後は強い陽射しで路面状況は好転。ドライ路面用タイヤでベストタイムを狙える路面となった。
ここ門前の全日本戦ではいつも事前に大量の砂利を撒いているが、走行を続けると天候に関わらずレコードライン上の砂利が掃けて、下に隠れている硬い路面が露出してくることが多い。
その路面の特性を知った上でドライ傾向のタイヤを選択し、そのライン上を丁寧にトレースしたドライバーが好成績を挙げている。
今回はドライ路面用のA035を装着して好成績を挙げたドライバーが多かったが、205サイズでは高温時の走行に適したMコンパウンドの選択が正解だったようだ。
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