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カテゴリー解説
近年はレーシングカートからモータースポーツの世界へ入るというケースも増えてきているが、やはり"自動車"を使ったモータースポーツの最初の扉といえばジムカーナ競技が思い浮かぶ。
 
サーキットコースや駐車場の特設会場を舞台として、パイロンなどで定められたコースを走りタイムを競い合うジムカーナ競技。
 
1台ずつの走行で、それぞれのドライバーは持てるドライビングテクニックを十二分に発揮してコンマ1秒を削る走りを披露する。
競技は1日に2回のタイムアタックを行い、いずれか速い方のタイムで順位を決する。
 
このジムカーナ競技の最高峰が全日本ジムカーナ選手権。
コンパクトカーからビッグパワーの改造マシン、そしてフォーミュラシルエットのマシンまで、多種多彩なクルマたちが、会場を所狭しと駆け回り華麗なテクニックの応酬を繰り広げている。
クラス&マシン紹介
駆動方式やエンジン排気量、改造範囲などによって9つのクラスが設定されている全日本ジムカーナ選手権。
 
そのクラス区分と代表的な参戦車種は次の通り。
 
N1 Class
N1クラス
駆動方式 : 制限無し
エンジン排気量 : 1,000cc以下

 
ナンバー付で改造範囲が厳しく制限されたN車両クラス。その中で排気量の小さい車種が属しているのがN1クラス。
1,000cc以下のコンパクトハッチ、中でも初代トヨタヴィッツが主流。ADVANユーザーも多数活躍しており、2006年はシリーズ6位以内に3台のADVAN装着車が入賞している。
N2 Class
N2クラス
駆動方式 : 前輪駆動
エンジン排気量 : 1,000cc超

 
N車両はエンジン排気量1,000ccを超える車種については、その駆動方式によってクラスが区分されている。
N2は市販車の世界で圧倒的に多い前輪駆動(FF)車が属するクラス。主流は新旧のホンダインテグラタイプRで、軽くてバランスに優れた初代モデルと、パワーで勝る二代目モデルの戦いとなる。
N3 Class
N3クラス
駆動方式 : 後輪駆動
エンジン排気量 : 1,000cc超

 
スポーツカーの分野で圧倒的に支持を集めている後輪駆動(FR)のN車両が戦う舞台、それがN3クラス。
マツダRX-7やホンダNSX、さらにイギリスのロータスなど、個性豊かな面々がエントリー。
FR車らしい豪快なコーナーリングが見る者を魅了する。
N4 Class
N4クラス
駆動方式 : 4輪駆動
エンジン排気量 : 1,000cc超

 
日本のモータースポーツ、あらゆるカテゴリーで活躍を見せる4輪駆動のハイパワーマシン。
三菱ランサーとスバルインプレッサは、ジムカーナの世界でもひとつのクラスを形成し、激しい戦いを繰り広げている特にウェット路面では、まさに"水を得た魚"のように好走を見せる。
SA1 Class
SA1クラス
駆動方式 : 2輪駆動
エンジン排気量 : 1,600cc以下

 
ナンバー付の改造車両であるSA車両。
エンジン排気量1,600cc以下の車種で競われるSA1クラスは、ホンダシビックやCR-X、三菱ミラージュ、マツダRX-8などがエントリー。
長年モータースポーツの第一線で活躍を続けている車種と、ニューフェイスの対決がファンの注目を集めている。
SA2 Class
SA2クラス
駆動方式 : 2輪駆動
エンジン排気量 : 1,600cc超

 
SA1クラスに対して、エンジン排気量1,600ccを超える車種が属しているのがSA2クラス。
駆動方式の2輪駆動に限定、ホンダインテグラなどの前輪駆動、ホンダS2000やマツダRX-7といった後輪駆動、さらにホンダNSXやトヨタMR2というミッドシップレイアウトの後輪駆動車も参戦する。
SA3 Class
SA3クラス
駆動方式 : 4輪駆動
エンジン排気量 : 制限無し

 
ナンバー付改造車の4輪駆動クラスがSA3。
ここでは三菱ランサーが圧倒的な多数派を占めており、吸排気系や足回りなど、改造が許されている範囲の中で各選手やガレージがマシン造りの腕前をも競い合っている。
 
SC Class
SCクラス
駆動方式 : 制限無し
エンジン排気量 : 制限無し

 
ナンバーを有しない競技専用改造車両が属しているSCクラス。
N車両やSA車両とは異なり、"ハコ車"クラスの中で唯一スリックタイヤやタイヤウォーマーの使用が認められている。
このクラスは谷森雅彦選手が圧倒的な強さを見せ続けており、'05年と'06年の二年連続で全勝優勝という快挙をなし遂げている。
D Class
Dクラス
駆動方式 : 制限無し
エンジン排気量 : 制限無し

 
改造という意味では、ほぼ自由に車を作ることが出来るのがDクラス。
近年はフォーミュラタイプのマシンが主流で、スズキ隼を駆る小林キュウテン選手は'05年と'06年の二連覇を達成。熟成の域に達したマシンを手足のように操る走りには、三連覇への期待が高まる。
タイヤ解説
2007年4月、ADVAN A050がデビュー。
ADVAN A048が持つ圧倒的なポテンシャルを受け継ぎつつ、よりコントローラブルに、かつ摩耗性能を高めることに主眼を置いて開発されたニューフェイスである。
 
このカテゴリーのタイヤに大きな影響を与えたADVAN A048のパターンデザイン、A050では角が取れた曲線主体のものへと生まれ変わった。
これはバランスの最適化を図った結果であり、摩耗性能とストッピングパワーの向上に大きく寄与している。
 
2007年の全日本ジムカーナ選手権ではシーズン途中でのデビューとなったが、終盤・第8戦の鈴鹿ではN3クラスの表彰台をADVAN A050装着車両が独占。
さらに最終戦ではN1クラスでADVAN A050装着車両が優勝でシリーズチャンピオンを獲得するなど、より磨き上げられた"速さ"、そして"強さ"が実証されている。
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