Your browser does not currently have the Flash Player version 8 that is required to view this site.
Please click here to download the latest Flash Player version.
HOME / MOTORSPORTS / JRC 2007 / Round 5 News Index
ひとつ前に戻る
ひむかラリー'07 in 美郷
開催日程
2007年6月22日(金)-24日(日)
開催場所
宮崎県 美郷町周辺
天 候
曇り 一時 雨
路 面
セミウェット
総走行距離
275.80km
SS総距離
80.34km
参加台数
24台 (ADVAN 6台)
>> Report (レポート)  >> Result (競技結果)  >> Detail (カテゴリー紹介)
ラージサイズ画像表示
[Photo]
ラージサイズ画像表示
[Photo]
ラージサイズ画像表示
[Photo]
ラージサイズ画像表示
[Photo]
ラージサイズ画像表示
宮崎県での全日本ラリーと言えば、過去19回に渡って開催されてきた「ひえつきラリー」が長く親しまれてきた。
しかし、2005年に九州南部を襲った台風は「ひえつきラリー」のホームタウンである椎葉村などに大きな爪痕を残し、ラリーの舞台となっていた林道などは壊滅的な被害を受けてしまった。
そのために昨年はやむなく中止となっていたが、今年は椎葉村の隣町である美郷町に開催地を移して名称も「ひむかラリー'07 in 美郷」と改めての開催となった。

「ひえつき」では地元住民の温かい歓迎と、ラリーへの様々な協力体制が特徴的だったが、その点は美郷町に開催地を移しても同様だった。
町長をはじめ住民の多くがラリー開催をバックアップ、ギャラリーステージは山深い場所ながら200人を超える住民やファンが訪れる盛況ぶり。
レッキ日となった金曜日には上位選手がマシンとともに近くの小学校を表敬訪問、ADVANとともに参戦する奴田原文雄選手、大庭誠介選手、炭山裕矢選手、田口幸宏選手が子供たちの大歓迎を受けた。

さて、今回のラリーだが、開催地が変わったことでステージも完全に一新された。コースはもちろん、路面の特性も昨年までとは全く異なるものとなったため、これまでのデータは全く活かせない。こうなるとペースノートの出来が勝負の行方、そしてステージの速さを大きく左右することになると予想された。

競技が始まると序盤からハイペースな走りを見せたのが奴田原選手。前日まで降った雨を考慮にいれて205/65R15サイズのADVAN A035・Sコンパウンドをチョイス。
6.53kmのステージを3周するセクション1では3つのSS全てでベストタイムをマークして圧倒的な速さを見せつけた。
しかし、13.90kmのロングステージ・SS4で思わぬアクシデント。スタートから300mほど走ったところで側溝に足を落としてしまいタイヤに深刻な損傷を負ってしまう。このために5番手まで順位を下げてしまった。

代わってトップに立ったのは炭山選手。
美郷は炭山選手のお母様の出身地ということもあって、地元住民から熱の入った応援を背に受けての走行となる。
レグ1を終えてトップに立った炭山選手、日曜日のレグ2ではライバルと激しい優勝争いを展開する。
コンマ1秒を争う激しいデッドヒートに、ファンやチームスタッフはヘッドクォーターで表示される速報を固唾をのんで見守っていた。
そしてラスト直前のSSで惜しくもコースオフからラテラルロッドを曲げてしまい優勝には一歩届かなかったものの、2番手でフィニッシュ。

奴田原選手も驚異的な追い上げを見せて3番手まで順位を挽回、ADVAN勢が2位と3位を獲得。
各スペシャルステージ(SS)のベストタイムをみると、実に11SSのうち8つのSSでADVAN勢がベストタイムをマーク、ライバルを圧倒する速さと高いADVANラリータイヤのポテンシャルを実証した大会となった。
Driver's Voice
炭山裕矢選手
第2セクションもADVAN A035の205/65R15のSコンパウンドのままで出ました。
インプレッサはマシンバランスがいいので、Sコンパウンドでも最後まで持ってくれましたね。
 
 
奴田原文雄選手
第1セクションは距離も短く路面がウエットの部分も残っていることも予想されたので、ADVAN A035の205/65R15のSコンパウンドをチョイスしました。
第2セクションはロングSSでしたし、気温も上がりましたからMコンパウンドで走りました。
コース内でも路面状況が変わりましたが、ADVAN A035はどのシチュエーションでも確実にトラクションを発揮してくれています。
TECHNICAL INFORMATION|テクニカル・インフォメーション
全くの初めてのステージだったが、一昨年までのひえつきラリーのデータから、路面は硬いものの石が多いことが予想された。
ウエットでなければADVAN A035でステージの距離や気温なのでコンパウンドの選択が分かれた。
また時期的にもウエットであること可能性も考えられたし、特に第1セクションはドライバーやチームの選択でADVAN A031も考えられた。
ひとつ前に戻る