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SUPER GT Round 5
開催日程
予選 : 2008年7月26日(土)
決勝 : 2008年7月27日(日)
開催場所
スポーツランドSUGO
(宮城県)
天 候
曇り
路 面
ドライ
決勝周回数
81周 (1周 = 3.704km)
参加台数
38台 (ADVAN装着 15台)
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年間9戦で争われるシリーズも、いよいよ折返しとなる第5戦、SUGOラウンドを迎えた。
例年ならば猛暑に見舞われ、路面温度も50度近くまで上昇するタフなレースとなるのだが、居座る前線の影響か夏の日射しは影を潜め、気温は20〜24度。路面温度も30度に達することがなく、猛暑に対策を練ってきた関係者は肩すかしを食った格好となった。

前回のセパンでは、「WOODONE ADVAN Clarion GT-R」が2年連続で優勝を飾り、終盤クールスーツのトラブルでペースの鈍った「ECLIPSE ADVAN SC430」も4位入賞を果たすなど、見事なパフォーマンスを発揮した。
今回は、セパンでの好成績から、「WOODONE ADVAN Clarion GT-R」は50kg、「ECLIPSE ADVAN SC430」も10kgのウェイトハンディを課せられていたため、アップダウンの激しいレイアウトもあって苦戦が予想されていたが、実際に予選が始まってみると「ECLIPSE ADVAN SC430」は快調にタイムを削り、午前中に行われた1回目のセッションでは2番手タイムをマークして午後のスーパーラップへ進出。
そのスーパーラップでは、1回目にマークしたタイムには及ばなかったが、レクサス勢のベストタイムをマーク。3台のNSXに次ぐ4番手グリッドをゲットした。
ハンディウェイトが50kgもあった「WOODONE ADVAN Clarion GT-R」は、一発のタイムでは後れを取り13番手に留まったが、事前に富士で実施したテストではロングラップの手応えは充分つかめており、決勝での追い上げが期待された。

一方、GT300では、予選1回目でトップタイムをマークした「ウェッズスポーツIS350」を筆頭に7台がスーパーラップに進出した。
午後のスーパーラップでも「ウェッズスポーツIS350」を駆る織戸学選手は快調にタイムを削り、1分23秒台に入れてポールポジションをゲット。1回目のセッションで11番手だった「JIMCENTER ADVAN F430」は、「ダイシンアドバンZ」がペナルティで降格したことによってスーパーラップへの進出を果たし、田中哲也選手が大きくタイムアップ、3番手を奪うパフォーマンスで注目を浴びることになった。

決勝レースはNSX勢がトップ3を形成し、その後方でレクサス勢が4位争いを繰り広げる展開となる。レクサス勢のトップをキープしていた「ECLIPSE ADVAN SC430」だったが、ルーティンのピットイン中にポジションダウン、さらに後半のスティントで5番手まで後退したが、最終的に4位でチェッカーを受け、2戦連続の4位入賞を果たすことになった。

13番手グリッドから、力強いペースで周回を続けた「WOODONE ADVAN Clarion GT-R」は8位まで進出、GT-R勢のベストリザルトを記録することになった。
連続4位入賞で上り調子の「ECLIPSE ADVAN SC430」に加え、次回は少しだけウェイトハンディを減らすことが出来る「WOODONE ADVAN Clarion GT-R」。次回もADVANコンビから目が放せない。

一方、GT300クラスではポールからスタートした「ウェッズスポーツIS350」が、スタートダッシュで#43:ガライヤに先行を許すもすぐに逆転してトップに立った。
その後快調にトップで周回を続けたが、ピットイン時にスターターのトラブルからエンジン再始動に時間が掛かり万事休す。

一方、予選時に他車との接触からタイム抹消とされ、最後尾スタートとなっていた「ダイシンADVAN Z」は、この決勝では炎の追い上げを見せた。
レースの3分の1を終えた辺りで早くもポイント圏内まで進出していたが、前半スティントを担当した青木孝行選手は、なおもペースを緩めることなく猛チャージ。
ピットインのタイミングもあって4番手まで進出し、後半を担当する藤井誠暢選手に交替した。

替わった藤井選手も、レース中のベストラップを更新するペースで周回、並み居るベテラン勢をパスして2位でチェッカーを受けた。

「ウェッズスポーツIS350」に代わってレース中盤にはトップを快走していた「プリヴェKENZOアセット・紫電」の加藤寛規選手/高橋一穂選手組は、高橋選手が粘り強く走り3位チェッカー。
だが、終盤に「JIMCENTER ADVAN F430」の植田正幸選手と接触し、競技結果に35秒加算のペナルティを科せられ、一度は手を掛けていた表彰台を最後の最後で惜しくも逃すことになった。
Driver's Voice
土屋武士選手  
 【今回の成績 : GT500クラス 4位】
今回は救済もなかったから、正直言って苦戦すると思っていました。
でも、予選で初めてドライを走ることになったのですが、いきなり好タイムが出て、自分でもビックリ。
マシンは何も変わっていませんから、ドライビングスタイルを変えたことと、タイヤが常に進化しているからこその結果でしょうね。
決勝でも好いペースで走ることができました。ここに来るまでは、そろそろ引退かなぁ、って思っていたのですが、まだまだ頑張ろうという気になりました。

青木孝行選手  
 【今回の成績 : GT300クラス 2位】
予選が悔やまれるのですが、まぁ最後尾から諦めないで頑張って、表彰台までくることが出来ました。
SUGOはフェアレディZに向いているコースですし、テストからトップタイムだったので、今回は前方グリッドから逃げられるぐらいのポテンシャルを持っていたと思います。
クルマもタイヤも、もう完璧、パーフェクトだけに残念ですね。
ENGINEER VOICE|エンジニア・ボイス
島田淳
このSUGOは、クイックなコーナーが多いので、フロントタイヤを食いつかせるように工夫してきました。
ゴムも、これまでのものを発展させた、新しいものを用意しています。
例年ならば、この7月の菅生のレースでは、気温も高く路面温度が40度を超えるほど、暑いコンディションとなるのですが、今回は肌寒いほどで路面温度も40度に達していません。
ソフトとミディアムを用意しましたが、ほとんどのチームがソフトを選択しています。
レース結果では悔しい部分もありましたが、タイヤ的にはまずまずのパフォーマンスを発揮出来たと思います。
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