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JAF-CUP All Japan Dirt-Trial
開催日程
2008年11月9日(日)
開催場所
丸和オートランド那須
(栃木県)
天 候
曇り
路 面
ドライ
参加台数
130台 (ADVAN装着 20台)
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全国の地区戦と全日本上位入賞者だけに出場資格が与えられるJAFカップダートトライアルが、栃木県の丸和オートランド那須で開催された。
今シーズン最後のビッグイベントに、全国から130台のエントリーが集まった。

ADVANユーザーの中で注目は、SA1クラスに参戦してきた山下貴史選手。FTOを駆る山下選手は、今シーズン門前より西の全日本戦と地元中国の地区戦に参加してきた。
SA1クラスはDC2、DC5インテグラやEK9シビックなどナンバー付きFF車が争うクラス。山下はただ一人のFTOユーザーだ。

ウェット路面の中行われた1本目、3位につけたのは山下選手。
SA2クラストップゼッケンの山下選手は、2本目には1分40秒405を叩き出して、残り10台の走行をじっくりと待つことに。
思った以上にタイムが伸びない後続勢。唯一、同じくADVAN勢でZZT231セリカを駆る鈴木良信選手が山下選手に迫ったものの一歩届かず、山下選手が丸和初走行ながら優勝を飾った。
これに鈴木選手が続いて、SA1クラスはADVANのワンツー・フィニッシュで幕を閉じた。

2年連続全日本チャンピオンを獲得した荒井伸介選手が参戦したSA2クラス。
この時期に丸和で本番走行をすることが少ないという荒井選手だが、今回はウェット用のADVAN A031から超硬質路用ADVAN A036まで、タイヤをフルセットを持ち込んでの参戦となった。

一本目、散水による水が思った以上にはけずA031を選択した荒井選手。それでも2位に2秒近くの大差をつけてトップに立つ。
2本目に入ると、所々で砂埃は上がるもののコース全体を考えるとA035で行くかA036を選ぶか難しいコンディションに。

「この時期は気温も低くて、なかなか水がはけない。白い砂埃が舞い上がって、硬い路面が顔を出すことは滅多にない。よくて茶色の砂埃が上がるくらいかな?
今日もコースを見る限り奥の部分くらいしかA036に適した路面は見つからなかった。そこで2本目は、A035を選択しました。」
という荒井選手はA035を装着、的確なタイヤチョイスが功を奏して2本目もトップタイムをマーク。全日本チャンピオンの貫禄を見せつける結果となった。

これで今シーズンのビッグイベントはすべて終了、2009年に向け、長いシーズンオフに入る。
来シーズンもダートシーンでのADVAN勢の活躍を大いに期待しよう。
Driver's Voice
荒井信介選手  
 【今回の成績 : SA2クラス 優勝】
夏と違って今の時期は、気温が下がって朝に霜などが降りると路面がなかなか乾き切らないですね。今回も散水の影響で水が残っていました。
2本目はADVAN A035が予想以上にグリップしてくれたのでしっかりとタイムを稼げましたね。
今シーズンは2年連続でSA2クラスのチャンピオンを獲得出来ました。来年はランサー・エボリューションXを投入します。今日も数台、エボXで参戦する選手がいたので走りを見ていましたが高速区間は圧倒的に速い。細かなところで追いつかれているのは、足回りの熟成が進んでいないからでしょうか。
しっかりとクルマの動きを制御出来れば、あとはタイヤの性能ですから。来年はエボXで勝負したいと思います。

山下貴史選手  
 【今回の成績 : SA1クラス 優勝】
1本目は、最初ADVAN A035で行くつもりだったんですが思った以上に路面が濡れていたので、195サイズのADVAN A031で行きました。2本目はA035です。
今シーズンは、全日本と地区戦を追いかけていました。全日本もJAFカップも優勝は初めてです。
今日は高速区間も、島周りもまんべんなくタイムが稼げました。タカタのような高速コースには合ってるんですが、コスモスパークでは惨敗しました。
丸和も初めて走ったんですが、合っていたのですね。周りの人たちにも、FTOは丸和に合ってるよと言われてたんです。実は走り方に秘策がありました。細かいことは秘密ですけれど(笑)。
TECHNICAL INFORMATION|テクニカルインフォメーション
水はけの善し悪しについては、各ダートトライアル場での路面の締まり方による。この時期は気温が低いため、水分が急激に上昇することはない。
ダートトライアルでは砂埃を抑えるため、競技スタート前に散水が行われることが多い。その水分が残り、今日の1本目はほとんどのクラスがウェット路面だった。
2本目も一部に散水が入り、超高質ダート用のADVAN A036ではカバー出来ない部分がコースの大半を占めた。
硬質から一部軟質まで、幅広い路面に対応するADVAN A035が今日の2本目の路面にはベストセレクトだった。
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