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JRC Round 2
開催日程
2008年4月27日(日)
開催場所
愛媛県・久万高原町近郊
天候/路面
晴れ/ドライ
路面 : ターマック(舗装路)
総走行距離
243.90km
SS総距離
93.84km
参加台数
38台 (ADVAN装着 12台)
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約2週間という短いインターバルで第2戦を迎えた全日本ラリー選手権。戦いの場は開幕の地である九州から海を超えて四国へと移り、愛媛県の久万高原町周辺を舞台とした「久万高原ラリー」が第2戦となる。

昨年同様に開幕三連戦はターマックでの戦い、松山市から車で1時間ほどのところにある美川スキー場にサービスパークに設けられての、2輪駆動部門時代から続く伝統の一戦である。
 
開幕戦からニューモデル・三菱ランサーエボリューションXを投入した奴田原文雄選手/小田切順之選手組は、初優勝へのファンの期待を背にスタートすると最初のSS(スペシャルステージ)である4.98kmの「赤蔵ヶ池I」から快走を見せてステージベストを奪取。
 
今回のラリーは27日(日)に7本のSSワンディで競われるため、競技は早朝からの開始となる。既に暦は4月下旬、大型連休に突入しているが標高の高い山中の朝はまだ気温も低く、季節外れの小雪が舞ってオフィシャルがコースコンディション確保に追われることにもなった。
最低気温が1度にまで下がった中、245/40R18サイズのADVAN A050・Sコンパウンドをチョイスした奴田原選手は安定したタイヤパフォーマンスを最大限に引き出す走りで続くSS2「美川I」へと臨む。ここは25.05kmのロングステージ、今大会における勝負所と目されている舞台。
ここでも奴田原選手の快走は留まるところを知らず、2番手を約3秒引き離して再びステージベストを叩き出すと、さらにギャラリーステージである2.74kmのSS3「日野浦I」も制して走りを見守るファンにもアピール。
 
前半のSS全てをトップであがってサービスパークに戻った奴田原選手は、引き続きADVAN A050・Sコンパウンドを装着して午後のステージに向かうと、SS5「赤蔵ヶ池II」でもベストタイムをマーク、終盤追いすがるライバルを寄せつけず堂々の今季初優勝を飾った。
また、この勝利は同時に三菱ランサーエボリューションXの公認競技会世界初優勝でもあり、これからますますその速さに磨きがかかっていくことを期待させてくれる戦いぶりでもあった。
 
この他のADVANユーザーでは、JN4クラスで田口幸宏選手/佐藤忠宜選手組がギャラリーステージとなったSS6「日野浦II」でステージベストをマークするなど、こちらも快走。開幕戦に続いて2年ぶりのターマックラリー参戦となった田口選手は、最終結果でも3位という好成績を獲得した。
またベテラン勢に負けじと若手も活躍。石黒雄士選手は開幕戦よりも順位を上げてクラス7番手、番場彬選手はリタイアに終わった開幕戦の借りを返すかたちで8位完走で戦いを終えた。
 
JN3クラスはインテグラの仲鉄雄選手/藤戸栄司選手組が3位でフィニッシュ。
JN1クラスでもスターレットで参戦する明治慎太郎選手/足立さやか選手組が3位を獲得、開幕戦に続いてシリーズポイントを手堅く積み重ねた。
 
また今季から発足したJN1.5クラスには4台のADVAN装着車両が参戦。
大庭誠介選手/高橋巧選手組はSS1でステージベストをマークして好調な出だしとなったが、残念ながらリタイア。しかし次戦・京都では上位進出が大いに期待される戦いぶりであった。
さらに大会史上初めての女性ドライバー参戦となった大井こずゑ選手は、遠山裕美子選手との女性クルーということでも注目を集め、クラス5位でのフィニッシュを飾った。

もう一台、このクラスで注目を集めたのは初参戦となったフィット。青島巧選手/辻正男選手組はステージベスト奪取こそならなかったものの終始安定した走りで3位をゲット、コルトとヴィッツに今回からフィットとスイフトが加わったことで激しい車種間バトルが今後展開されることを予想させるデビュー戦となった。
Driver's Voice
奴田原文雄選手  
 【今回の成績 : 総合優勝 (JN4クラス 優勝)】
朝のステージは気温も路温も低かったですが、サービスパークからステージまでの距離が多少あったこともあり、その間に十分性能が発揮されるまでに暖まってくれました。
さらにロングステージでもグリップレベルの落ち込みはほとんど感じられなかったこともあり、躊躇することなくステージを攻めることが出来ました。
Technical Information|テクニカル・インフォメーション
ランサーエボリューションXは18インチタイヤの装着が可能なので、ADVAN A050は245/40R18を用意。
ロングステージが設定されていたために、Sコンパウンドがマッチしていた。
今回のステージは開幕戦と同様にターマックで、舗装の質はやや違ったが、A050がきっちりとパフォーマンスを発揮した。
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