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JRC Round 7
開催日程
2008年8月23日(土)
〜24日(日)
開催場所
北海道・赤井川村
天候/路面
LEG1 : 晴れ
LEG2 : 晴れ
総走行距離
305.62km
SS総距離
108.74km
参加台数
32台 (ADVAN装着 12台)
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全日本ラリー選手権、第7戦の舞台は前戦に続いて北海道。
札幌市内から車で1時間半ほどの距離にある赤井川村のキロロリゾートをベースとした「Rally in Akaigawa」が開催された。
 
今シーズン、グラベル(未舗装路)でのラリーはこの大会が最後、ステージは赤井川村の中でコンパクトにまとめられ、2本の林道に13のSS(スペシャルステージ)が合計108.74km設けられた。
 
23日(土)の午前9時にキロロリゾート駐車場のサービスパークから1号車がスタートして競技開始。子供たちが夏休み中ということもあってリゾート地であるこの地区には多くのファミリーもやって来ており、目の前を通るラリーマシンに子供たちが手を振る光景もあちらこちらで見受けられた。
また、朝から好天に恵まれたこともあってギャラリーステージにも大勢のファンが来場した。
 
序盤から速さを見せたのはADVAN勢。ランサーエボリューションXの奴田原文雄選手と、エボリューションIXの大嶋治夫選手。
大嶋選手は9.44kmのSS1「Kiroro Traverse B1」、4.35kmのSS2「Brook Trall A1」でともに2番手タイムをマーク、そして2.90kmのSS3「Brook Trall B1」を唯一の2分29秒台であがってベストタイムを奪取。
対する奴田原選手もSS2でベストタイムをマークするなど好調な走りで、18.49kmのロングステージ・SS4「Kiroro Traverse 1」で2番手タイムを叩き出して大嶋選手を逆転、トップに立って初日のセクション1を終了。

サービスをはさんで後半のセクション2でも両者は激しいトップ争いを展開していったが、この日最終となるロングステージSS7で大嶋選手がマシントラブルに襲われて後退を余儀なくされてしまう。
これにより初日・LEG1を終えて奴田原文雄選手がトップ、2番手のライバルに33.1秒の大差をつけていた。また、コンスタントに好タイムを各SSでマークしてきた田口幸宏選手が3番手、岩下英一選手が4番手と上位をADVAN勢が占める結果となった。
 
明けて24日(日)は早朝に若干の降雨があったものの、路面はほぼドライコンディション。風が強かったこともあり、前日のような盛大な土埃がおさまり選手にとっては走りやすくなった面もあったようだ。

大量リードを築いている奴田原選手は前日同様にADVAN A035のMコンパウンドを装着して競技に入る。LEG2最初のSS8でベストタイムの幸先よいスタート、いよいよ競技も終盤に入りSS12でもベストを奪って残すは最終のSS13。
誰もが奴田原選手の優勝を疑わない展開となったものの、SS13をスタートして約1km地点でまさかのコースオフ、リタイアを喫してしまった。

波乱の幕切れとなった第7戦だが、総合2番手を獲得したのはトラブル無く難しい一戦を走りきった岩下英一選手。前回のRally Hokkaidoでは3位表彰台を獲得している実力の持ち主は、今回も堅実な戦いぶりで安定感を見せて、ポジションをひとつ上げて準優勝を獲得した。
 
またJN2クラスではトレノを駆る本名修也選手が3位表彰台。

そしてJN1.5クラスは大庭誠介選手が初日の全SSでベストタイムを奪って実力を遺憾なく発揮。
大量リードで迎えた2日目もポジションを脅かされることなく今季3勝目を飾って、JN1.5クラスのランキング争いでトップに躍り出た。
Driver's Voice
奴田原文雄選手  
 【今回の成績 : リタイア】
基本的に硬くて荒い路面でバンピーですが、ステージの所々では浮き砂利があったりスリッパリーな部分もあったので、コントロール性が非常に良くて、路面を選ばないADVAN A035が好タイムにつながったと思います。
エボXはエボIXに比べて車重があるので、コンパウンドはMをチョイスしています。

岩下英一選手  
 【今回の成績 : 総合2位 (JN4クラス 2位)】
今回は、特に初日はコースの上にいるのがとにかく大変でした。路面は岩盤むき出しで大きな石も転がっているので、鋭角に切り立った石を避けながらタイヤトラブルが起こらないように気をつけて走りました。

2日目は後ろから追ってくるライバルとの差を気にしながらの走りになりましたが、追われる立場には慣れていないので、これも大変でした(笑)。

今年は全日本ラリーに参戦するのは今回が最後となる予定なのですが、3位、2位ときているので来年に向けてマシンの整備などもしっかり進めていきたいと思っています。
Technical Information|テクニカル・インフォメーション
路面が硬く、最大5回同じステージを走行するのでリピートステージではワダチが出来たり荒れることも予想された。
ラリーを通してJN4ではADVAN A035の205/65R15のMコンパウンドがベストである。
また、今回のラリーでは14本というタイヤ制限があったが、耐摩耗性でも充分なアドバンテージがあった。
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