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HOME / MOTORSPORTS / WTCC 2008 / Round 9 and 10 News Index
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WTCC Round 9&10
開催日程
2008年6月13日(土)
〜14日(日)
開催場所
ブルノ(チェコ)
天 候
第9戦 : 晴れ
第10戦 : 晴れ
路 面
第9戦 : ドライ
第10戦 : ドライ
決勝周回数
第9戦 : 10周
第10戦 : 10周
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市街地レースの前戦から再びサーキットコースに舞台を移したWTCCは、チェコのブルノで第9戦&第10戦が開催された。

中盤戦に入りシリーズ争いも激しさを増しているが、土曜日の公式予選でトップタイムをマークしたのはBMW Team Italy-Spainのアレッサンドロ・ザナルディ選手。自身初となるポールポジションから日曜日の第1レース(第9戦)スタートを迎えることとなった。
また、ここブルノを得意としているBMW Team Germanyのヨルグ・ミューラー選手はフリー走行2回目でトップタイムをマークしたものの、予選では17番手と少々不本意な結果になってしまった。
 
15日のヨーロッパ中央時間12時20分に第1レースがスタート。
ポールスタートのザナルディ選手がトップを守りながら周回、3番手スタートのフェリックス・ポルテイロ選手がシボレーのアラン・メニュ選手をかわして2番手にポジションを上げると、BMW Italy-Spainの2台によるワン・ツー体制が構築された。
 
その後方ではBMW Team Germanyのアウグスト・ファルファス選手が8番グリッドスタートから猛チャージ。
5周目にシボレーのロブ・ハフ選手をパスしてひとつポジションを上げると、続く6周目には更に先行車両をかわして5番手にまでポジションアップ。
8周目にはセアトのガブリエレ・タルクィーニ選手を1コーナーでパス、4番手に浮上するも追撃はここまで。

サインガードで身を乗り出してチームスタッフが出迎える中でザナルディ選手がポール・トゥ・ウィン、ポルテイロ選手が2位でチェッカーを受けてBMW Team Italy-Spainがワン・ツー・フィニッシュを飾った。
 
15時30分には第2レース(第10戦)がスタート。第1レースの結果を受けて、SEAT Sportのイヴァン・ミューラー選手がポールポジション、Nテクノロジーのアコードを駆るジェームス・トンプソン選手が2番手からのスタートとなる。
 
スタート直後の1コーナーではBMW勢のミューラー選手とファルファス選手が果敢に仕掛けてポジションアップを図るも、その先のコーナーでは再び順位を入れ替えてトンプソン選手が2番手を奪還するなど序盤からアグレッシブなレース展開。
5.4kmのブルノ・サーキットでは所狭しと世界最高峰のツーリングカー同士が激しいバトルを繰り広げ、1周を終えてのポジションはイヴァン・ミューラー選手がトップ、ガブリエレ・タルクィーニ選手が続いてセアト・ディーゼルのワンツー体制となった。
 
2周目から激しさを増したのが3位以下のポジション争い、軽い接触も伴いながらWTCCらしいバトルの応酬となる。
このバトルでバランスを崩してBMWのファルファス選手がポジションをドロップした一方、シボレーのアラン・メニュ選手が4番手に浮上して、前を行くアコードのトンプソン選手に襲いかかる。
 
3周目にトンプソン選手のインを突いてメニュ選手が前に出ると、更に次々とトンプソン選手は後続にプッシュされ、堪えきれずに姿勢を崩してしまい大きく後退。

この間にセアトの2台はリードを拡げていくが、第1レースを制して好調の波に乗るザナルディ選手が6周目でイヴァン・ミューラー選手をパスして2番手にポジションアップ。
7周目には2分10秒470、更に9周目には2分10秒371とファステストラップを連発して猛追、トップを行くタルクィーニ選手の真後ろにマシンをつけて逆転を図った。

ファイナルラップには遂にタルクィーニ選手のセアトに並びかけるが、タルクィーニ選手も必死に防戦。ザナルディ選手の逆転を許さずにテール・トゥ・ノーズ状態のままで最終コーナーを駆け上がると0.36秒という僅差でウィニングチェッカーを受けることに成功、ブラジル・クリティバでの第2戦以来となる今季2勝目を飾った。
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