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All Japan Gymkhana Rd.3
開催日程
2009年5月17日(日)
開催場所
スポーツランドSUGO
(宮城県)
天候/路面
雨/ウェット
気 温
15度 〜 17度
路面温度
16度 〜 17度
参加台数
122台 (ADVAN装着車 34台)
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全日本ジムカーナ選手権の第3戦は東北のモータースポーツの中心地、スポーツランドSUGOが戦いの場となる。
昨年までマルチコースと呼ばれた国際カートコースは、シーズンオフに大幅な改良を受けてリニューアル。路面も舗装しなおされ、呼称も西コースへ変更された。
カートコースのレイアウトも変更された西コースは、路面はフラットなままでグリップは明らかに向上。一方で舗装面が新しいためタイヤラバーが付着しやすく、その対応も必要となる。

決勝日は朝から雨に見舞われ、路面は完全にウェット。
前戦の名阪ラウンドに比べると気温は高いが、新たな舗装路面とウェットの組み合わせという、予想しにくい状況下での戦いとなる。
コースはカート路の外周と内周を組み合わせ、常にGのかかるコーナリングが続き、さらに中盤に180度と360度ターン、終盤に270度ターンと3カ所のターンセクションが設けられた。

1号車のスタートは9時過ぎとなるが、1本目走行時はやや雨量が多く路面はスリッピーで、特に土曜日の公開練習でターンセクションが置かれた部分は、タイヤラバーと水分により一段と滑りやすくなっていた。
サーキット舗装なので直線およびコーナリング部分はウェットでも比較的グリップするが、その後にいきなりミューが極端に低いターンセクションがあらわれる状況で、かなり難易度は高い。
的確なスピードコントロールに加えてウェット路面でのロスのないターンテクニックが求められ、その双方を高い次元でクリアした選手が上位にくる結果となる。

こうした厳しい状況の中で、今回もADVAN A050、そしてADVAN A050AのG/2Sコンパウンドが威力を発揮。
A050/A050Aを履く8クラスに加えて、レーシングレインタイヤを履くDクラスともにADVANユーザーがトップタイムをマーク。
その結果、全9クラスをすべてアドバンユーザーが制するという、まさに前人未到の快挙を達成した。

N1クラスは2本目に大幅なタイムアップを果たした亀山伸一選手(ヴィッツ)が劇的な逆転で初優勝。この勝利でシリーズポイント「20」を加算した亀山選手は、開幕戦を制したライバルと並んでシリーズリーダーに立った。
この優勝を皮切りに、ADVAN勢が各クラスでライバルを圧倒する強さを見せていく。

N2クラスは今シーズン、上位の成績を残してきた箕輪雄介選手(インテグラ)が、昨年の浅間台以来となる優勝を手中におさめた。さらにシリーズランキングの上位争いを演じているライバル勢が下位に沈んだこともあり、箕輪選手はランキングリーダーに躍進した。

N3クラスはADVANユーザー同士の戦いとなり、柴田優作選手(エキシージS)が優勝、小林辰朗選手(RX-7)が2位、若杉将司選手(エキシージS)が3位と表彰台を独占。
柴田選手は今季二勝目でシリーズチャンピオン獲得に向けてトップの座をより強固なものにした。また、3位の若杉選手は柴田選手に続くシリーズランキング2位にポジションを上げた。

N4クラスはニューカマーのA050Aを履く岡野博史選手(ランサー)が、前戦にADVAN A050Aの優れたパフォーマンスを遺憾なく発揮して堂々の2連勝。
岡野選手もライバルを引き離して単独シリーズリーダーとなり、第3戦を終えてN車両クラスのシリーズランキングではADVAN勢がトップを占める結果になった。

SA1クラスは斉藤邦夫選手(シビック)が、やはり雨に強いところを見せて優勝。
また福田大輔選手(シビック)が2位となり、ADVANが2戦連続でワン・ツー・フィニッシュを飾って、シリーズランキング争いでも両選手がトップ争いを演じる展開に。

SA2クラスはディフェンディング・チャンピオン森嶋昭時選手(RX-7)が前戦で下位に沈んだうっぷんを晴らす走りでの今季2勝目をあげる。
こちらのランキング争いは今回3位表彰台を獲得した藤本泰則選手(RX-7)が42点でトップ、これに森嶋選手が41点として肉薄、チャンピオン争いの主役はADVANユーザーの二人が抜きんでたかたちになった。

SA3クラスは天満清選手(ランサー)が今回のオーバーオールタイムとなる1分12秒492を叩き出して、こちらも前戦に続いて2連勝をあげた。
この連勝で天満選手はシリーズランキングで逆転、トップに躍進。

ドライコンディションではスリックタイヤを履く改造車クラス(ナンバーなしのクラス)もADVAN勢が強さを見せ、SCクラスは今回、雨のためA050Aで走った谷森雅彦選手)ランサー・エボリューション])が優勝。雨の状況を見て、あえてやや細めの245 /40R18をチョイスし、2本目にベストタイムを叩き出して2連勝を果たしランキングでも2番手のライバルとの差を拡げた。

Dクラスはレインタイヤ同士の戦いとなり、今まで最高位が2位だった岡村貴之選手(スズキ隼)がついに全日本戦初優勝を果たし、続いて斎藤孝行選手(TG47)が2番手タイムで迫り、ディフェンディング・チャンピオンの小林キュウテン選手(スズキ隼)が3位。
このDクラスもADVANユーザーが表彰台を独占し、その卓越したパフォーマンスを示す結果となり、ランキングの変動はないもののトップ3をADVAN勢が独占。

このように前戦・名阪を超えるADVAN勢の大活躍となった第3戦は、まさに"ADVAN DAY"。
ADVANを装着して参戦した34台中、実に28台が各クラスでポイント対象となる10位以内の入賞を飾り、入賞率は8割以上という快進撃。
ライバル勢の主力選手さえも下位に沈むケースがあった中で、多くの選手が上位獲得を果たした結果はタイヤパフォーマンスの高さを象徴しているものであると言えるだろう。

まだまだシリーズは先が長いものの、前人未到の全クラス制覇を経て、シリーズランキングでも全てのクラスでADVAN勢がトップを占める快挙となった。
ADVAN A050 誕生 ADVAN A050 開発ストーリー ADVANジムカーナミーティング
Driver's Voice
各クラスの表彰台の写真はクリックすると拡大画像を表示します。

亀山伸一選手
 【今回の成績 : N1クラス 優勝】
このSUGOのコースを走ったのは初めてでしたが、雨の中でもADVAN A050のG/2Sコンパウンドはドライに近いグリップ感で走りきることができました。

箕輪雄介選手
 【今回の成績 : N2クラス 優勝】
1本目はターンセクションで失敗してしまいベストタイムを刻めませんでしたが、2本目はそこを確実に走れるように心がけ、プレッシャーは大きかったですが自分の走りができました。
ウェットでもADVAN A050の手応えは十分で、ミスさえしなければライバルを上回るタイムで走りきれると確信していました。

柴田優作選手
 【今回の成績 : N3クラス 優勝】
路面状況の変化などにものすごく敏感なエキシージですが、今回は前戦の教訓を生かし、ウェットに合わせたセッティングとドライビングでベストタイムを刻むことができました。
タイヤに関してはもう迷う部分もなく、ウェットでも信頼性は十分で存分に攻め込むことができました。

岡野博史選手
 【今回の成績 : N4クラス 優勝】
コース幅が広がり、カントやバンクなど傾斜部分での挙動も出やすく難しいコースになりましたが、G/2Sコンパウンドの安定感は十分で、2本目も予想通りにタイムアップすることができました。
ターンが自分の思う通りにいかなかったりと、まだ課題はありますが、ここでの2連勝はシリーズを戦っていく上でも大きなアドバンテージになると思います。

斉藤邦夫選手
 【今回の成績 : SA1クラス 優勝】
同じウェットでも2本目は油分などが洗い流されたのと、気温が上がったことでグリップは明らかに向上していましたね。
勝負どころとなったターンの部分でもタイヤのグリップ感は安定しており、ウェットでのG/2Sコンパウンドの強さを十分生かして2連勝を果たせました。

森嶋昭時選手
 【今回の成績 : SA2クラス 優勝】
前戦はちょっと気持ちが前のめりになっていて、失敗してしまいましたが、今回はその教訓を生かして確実に走ることができました。
スピードコントロールも、ターンのタイミングも難しいコースでしたが、タイヤの性能にも助けられて2本目は予想以上のタイムを刻めました。

天満清選手
 【今回の成績 : SA3クラス 優勝】
1本目でライバルに0.8 秒の差をつけましたけれど、ウェットでのこの程度の差は簡単にひっくり返されることもあるので、2本目はとにかくパイロンに触らないように、クルマをスムーズに進めることをイメージして走りました。
今度はドライコンディションで勝負して勝ちたいですね。

谷森雅彦選手
 【今回の成績 : SCクラス 優勝】
今回はウェットでのフィーリングを重視して、あえて前戦よりワンサイズ細い245/40R18のA050Aをチョイスして走ってみました。
新しい構造のタイヤを試す意味もありましたが、ウェット用タイヤとしてデータを取ることもでき、2本目はそのタイヤを信頼して自分なりに思い切った走りができました。

岡村貴之選手
 【今回の成績 : Dクラス 優勝】
全日本戦にトライして3年目での初優勝となりました。
今シーズンはサスペンションなどをリファインしてマシンの動きが格段に良くなり、レインタイヤの信頼性も十分で、ウェットでも存分に攻め込むことができました。
TECNICAL INFORMATION|テクニカル・インフォメーション
新しく舗装された路面はウェットでも全体的にミューが高く、一方でターンセクションはタイヤラバーが付着して滑りやすい状況で、未知数の部分も少なくなかったが、ADVAN A050のG/2Sコンパウンドは選手の大きな力になった。
ドライコンディションだった土曜日の公開練習でも好タイムを刻み、ウェットに強いだけでなく、全体的にポテンシャルが高いG/2Sコンパウンドの懐の深さが証明されたと言えるだろう。
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