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All Japan Gymkhana Rd.5
開催日程
2009年7月12日(日)
開催場所
イオックスアローザ(富山県)
天候/路面
曇 時々 雨 のち 晴/ドライ
気 温
27度 〜 28度
路面温度
30度 〜 34度
参加台数
135台 (ADVAN装着車 37台)
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折り返しを迎えた全日本ジムカーナ選手権。その第5戦は北陸に舞台を移し、富山県の医王山のすそ野に位置するイオックスアローザ・スポーツランドが戦いの場となる。

スキー場の駐車場を利用し、広い舗装路面にパイロンを置いてコースを設定するパターンは例年通りだが、路面は荒れていて細かい凹凸やうねりも多く、さらに舗装の修復部分、排水のためのグレーチングなどがコースと交錯する部分もあり、全日本ジムカーナのフィールドとして難易度の高い部類に入る。
一方でパイロンコースながら広さを生かした中高速コーナーと、終盤の連続するターンセクションが組み合わされた設定は見応えも十分で、比較的近距離で観戦できることでギャラリーも存分に楽しめる大会となった。

決勝日は雨との予報が出ていたのに加え、気温や湿度は高く、この状況に合わせたタイヤチョイスに悩む展開。
午前中の1本目は時おり雨がポツポツと落ちてきて、一時はウェット路面ともなったが、やめばすぐに路面が乾いてドライコンディションに戻り、気まぐれな天候が選手を戸惑わせた。
しかし午後の2本目にはは太陽も顔を出して路面は完全なドライとなり、タイムアップも可能となる。

特に午前中、小雨とはいえ雨に見舞われたクラスは完全な仕切り直しの2本目勝負となり、会場もおおいに盛り上がった。

ロータス・エキシージ同士の戦いにRX-7が加わる形となったN3クラスは、パイロンを得意とする小林辰朗選手(RX-7)が1本目に2番手の好タイムを刻み、優勝はライバルに譲ったものの、小林選手が2位、3位に若杉将司選手(エキシージS)、4位に柴田優作選手(エキシージS)とADVAN勢が上位を占める結果となった。

ランサー・エボリューション同士の戦いであるN4クラスは岡野博史選手が菱井将文選手との熾烈な戦いを制して優勝。今季3度目の優勝でシリーズチャンピオンへ向けて力強い一歩を踏み出す。

やや改造範囲の広いSA車両クラスでは、SA2クラスの松崎充意選手(RX-7)がウェットの1本目でベストタイムを刻み、さらにドライの2本目でも自己タイムを2秒以上短縮して見事に優勝。
さらに2位には昨年のチャンピオン森嶋昭時選手(RX-7)、3位には藤本泰則選手(RX-7)、4位角岡隆志選手(RX-7)、5位萩原宗宏選手(S2000)と、1〜5位をADVAN勢が占める快挙をなし遂げた。

SA3クラスは優勝こそ譲ったものの、森田勝也選手(ランサー)が2位、天満清選手(ランサー)が3位とこちらも上位を占める。

ナンバーなしの改造車クラスであるSCクラスではランサー・エボリューション]を駆る谷森雅彦選手がベストタイムを刻んで今季3勝目をあげる。

そしてほぼ改造無制限のDクラスは岡村貴之選手(スズキ隼)が2位を1.5 秒近く引き離す走りで第3戦から3連勝を果たし、2位に小林キュウテン選手(スズキ隼)、3位に斎藤孝行選手(TG47)が入り、このクラスも表彰台をADVAN勢が独占する。

結果としてADVANユーザーが全9クラス中4クラスを制しただけでなく、多くのクラスで上位進出を果たし、その優位性を見せつけることになった。
ADVAN A050 誕生 ADVAN A050 開発ストーリー ADVANジムカーナミーティング
Driver's Voice
岡野博史選手
 【今回の成績 : N4クラス 優勝】
今回、ニュータイプのA050AのG/Sコンパウンドを使用しましたが、ターンなどでも旋回しやすく、ここイオックスの荒れた路面への対応という点でもアドバンテージが感じられましたね。
自分のドライビングに関してはまだ不満もあり、ライバルに僅差まで迫られましたが、ここで勝てたことで今後のシリーズの戦いもやや有利に運べると思います。

松崎充意選手
 【今回の成績 : SA2クラス 優勝】
ここイオックスは地元のホームコースであり、長年走りこんで天候による変化など状況は知り尽くしていますが、そんな中でいかに平常心を保てるかという点が勝負だったと思います。
タイヤはG/2Sを選びましたが、ウェットの1本目はもちろん、ドライで路面温度の上がった2本目も最後までタレるようなことはなく、いい手応えで走りきれました。

森田勝也選手
 【今回の成績 : SA3クラス 2位】
2本目は路面温度が上がって、僕の選んだG/2Sではキツイかとも思いましたが、かえってタイヤが『ていねいに走れ』といったインフォメーションを伝えてくれたことで慎重なドライビングを心がけ、それが好タイムにつながったと考えています。

谷森雅彦選手
 【今回の成績 : SCクラス 優勝】
今回は路面やコースとマシンのマッチングが取れず苦労しましたが、サービスの仲間がうまくセッティングを合わせてくれて、なんとか2本目にタイムを縮めて勝つことができました。
イオックスは鬼門というかあまり得意なコースでないだけに、ここで一勝をあげられたのは自分にとって大きい成果です。

岡村貴之選手
 【今回の成績 : Dクラス 優勝】
まだ完璧ではありませんがセッティングが決まって、4本のタイヤがより自分に近づいてきた感覚で走れました。
パイロンコースも特に苦手意識はなく、ここは路面が荒くてチャレンジングなコースですが、それだけトライする面白さも大きく、今回も楽しんで走れました。
TECNICAL INFORMATION|テクニカル・インフォメーション
舗装の骨材が大きく粗い路面でタイヤへの攻撃性は高く、一方で予想以上にミューが高くグリップ感があり、4WD車ではA050 AのG/Sがベストチョイスとなり、タイヤへの負荷が比較的小さいFR車ではG/2Sでも問題なく走れたようだ。
特にA050Aの新プロファイルはこういった路面やコースにもいい方向で対応できるので、今後もその戦いぶりに期待したい。
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