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All Japan Gymkhana Rd.9
開催日程
2009年10月11日(日)
開催場所
本庄サーキット(埼玉県)
天候/路面
晴れ/ドライ
気 温
17度 〜 22度
路面温度
26度 〜 30度
参加台数
118台
(ADVAN装着車 31台)
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いよいよ最終戦を迎えた2009年全日本ジムカーナ選手権。
すでにADVANユーザー4名を含め5名の年間チャンピオンが決まっていたが、今回は選手権ポイント保持者120名限定に加え、優勝賞金が各クラスの参加台数×1万円という全日本ジムカーナ史上初のプレミアムを設定。
選手たちのモチベーションはいつも以上に高まる。

決勝日は朝から気持ちのいい秋晴れに恵まれ、絶好のコンディション。陽射しは強いがもうこの時期では路面温度も30度止まりで、大幅に変化する路面温度に悩まされることもない。

初の全日本ジムカーナ開催となった本庄サーキットはいわゆるミニサーキット。
今回はその特徴を生かした高速重視のコースレイアウトとなり、スタートからいきなりストレート、中速コーナー、島回りとこなし、ターンは中盤の180 度1カ所のみ。
車速を保つライン取りとムダのない縁石の通過、加えてやや長めのコースゆえ全体の組み立てなどがポイントとなる。また、初開催ということもあって全日本の上位選手も実戦での走行経験は少なく、コースに慣れた2本目にタイムアップという選手も少なくなかった。

すでに4クラスで年間チャンピオンを獲得していたADVAN勢だが、今回はさらにその記録を伸ばす結果となる。

SA1クラスはディフェンディング・チャンピオン森田陽介選手(CR-X)との一騎討ちとなった斎藤邦夫選手(シビック)が1本目から他を寄せつけないスーパータイムをマーク。そのまま逃げきって今季4勝目をあげ、2005年にN1クラスを制して以来、4年ぶり、自身4度目の全日本チャンピオンを獲得する。
本庄を走り慣れている斉藤選手だけに、今回はいち早く的確にラインを読んでロスのない走りを見せ、オールラウンドドライバーならではの強さを見せつけた。

SA3クラスもディフェンディング・チャンピオンの川脇一晃選手(ランサー)との勝負となった天満清選手(ランサー)が上位タイムを刻み、今回の順位こそ2位だったが、着実に積み重ねてきた成果を見せてやはり2005年以来4年ぶりに全日本チャンピオンを獲得。
天満選手自身にとって7度目の全日本タイトルを手にした。

ADVANユーザー同士の上位争いとなっていたDクラスは、崖っぷちまで追い込まれながらも後半盛り返してきた小林キュウテン選手(スズキ隼)が1本目は2番手タイムだったものの、2本目はライバル岡村貴之選手(スズキ隼)、2本目で追い上げてきた斉藤孝行選手(TG47)をわずかに上回るタイムでゴール。
最後の最後まで繰り広げられた激戦をくぐり抜け、小林選手が今シーズンも全日本タイトルを防衛。5年連続の全日本チャンピオンに輝いた。

すでに柴田優作選手(エキシージS)がチャンピオンを決めているN3クラスも、1本目から柴田選手がライバルを寄せつけない走りを見せる。
2本目はゴール直前でパイロンに触ってしまい記録は残せなかったが、1本目のタイムをさらに更新しており、その強さと速さはもう誰もついてこられないレベルだ。

さらにN4クラスは、すでに来シーズンからランサー・エボリューション]へのスイッチを表明した岡野博史選手が、ランサー・エボリューションIXでのラストランを3位表彰台で飾り、SA2クラスは前戦のおおむたを制した藤本泰則選手(RX-7)が連続優勝。
SCクラスもすでにチャンピオンを決めている谷森雅彦選手(ランサー)が今季6勝目をあげて有効得点120点の満点チャンピオンを確定。

新設 PN3クラスを含めて全日本戦10クラス中、今回の最終戦では5クラスで優勝し、その結果、年間シリーズではADVANユーザーが7クラスを制覇するという快挙を達成。まさに"ADVANイヤー"といっても過言ではない2009年シーズンとなった。
ADVAN A050 誕生 ADVAN A050 開発ストーリー ADVANジムカーナミーティング
Driver's Voice
斎藤邦夫 選手
 【今回の成績 : SA1クラス 優勝 (シリーズチャンピオン)】
今シーズンはフル参戦する以上、チャンピオンを狙うことを第一に走ってきただけに、その目標を達成できたのは嬉しいですね。
シリーズ中盤では自分自身のメンテナンス不足等で足踏みしましたが、粘り強く最終戦まで持ち込むことができ、最後はベテランの意地ともいうべき気合で勝ってチャンピオンを決めることができました。
セッティングを変えて臨んだ終盤3戦が高速セクション重視の戦いとなった点も有利だったかもしれません。

天満清選手
 【今回の成績 : SA3クラス 2位 (シリーズチャンピオン)】
多くの選手がG/2Sコンパウンドを選ぶ中で、今回は自分のドライビングスタイルに合ったG/Sコンパウンドを選んで走りました。
昨年は苦しい戦いでしたが、今シーズンは一転して全戦表彰台に立つことができ、その結果としてタイトルを取ることもできました。
A050Aという戦闘力に優れたタイヤが大きな武器となりましたし、このタイヤを作ってくれた横浜ゴムには感謝しています。

小林キュウテン 選手
 【今回の成績 : Dクラス 優勝 (シリーズチャンピオン)】
戦いを楽しまなきゃ、と思いつつもレースウィークになると今まで滅多に見なかったジムカーナの夢を見るなど、実は苦しんでいたんですね。
でも、メカニックを始め周囲の方々に支えられて、2本目は絶対逆転してやる、と勝負を賭けた走りができました。
岡村貴之選手や斉藤孝行選手に追われたことでチャンピオンの苦しさも分かりましたし、得るものの多かったシーズンだったと感じています。

柴田優作 選手
 【今回の成績 : N3クラス 優勝】
すべてのブレーキングで横Gがかかるというチャレンジングかつテクニックが必要なコース設定でしたが、自分としては非常に面白く、走っていてテンションがどんどん高まっていくのを感じましたね。
そこで勝てたのはすごく嬉しいですし、チョイスしたG/2Sコンパウンドも最後までベストバランスを保って走りきることができました。2本目のパイロンタッチは気づきませんでしたが(笑)。

藤本泰則 選手
 【今回の成績 : SA2クラス 優勝】
路面がきれいだったこともあり、1本目も2本目も変わらずG/2Sコンパウンドが威力を発揮してくれました。
2本目は初めてのコースにも慣れてタイムアップできましたし、なにより賞金15万円が嬉しいです(笑)。

谷森雅彦 選手
 【今回の成績 : SCクラス 優勝】
サーキットコースでADVANスリックが爆発的なパフォーマンスを発揮してくれて、思った以上のタイムを出すことができました。
目標としていた120点の満点チャンピオンを達成できましたし、序盤ではなかなか本領を発揮できなかったランサー・エボリューション]のセッティングも進み、振り返るとけっこう苦しいシーズンでしたが、最後はいい形で終えることができました。
TECNICAL INFORMATION|テクニカル・インフォメーション
直前の台風による降雨などで表面に砂が出ており、予想以上にグリップが低かったこともあって温度条件だけでなくADVAN A050のG/2Sコンパウンドがこのコースに比較的合ったようだ。
決勝当日は陽射しによって路面の表層は熱を持ったが、そのわりにはグリップが出にくく、難しい路面状況だったといえる。
今シーズンは7クラス制覇という結果となったが、ここに行き着くまでは多くの方向性を探るトライ&エラーもあり、この成果をさらに来シーズンへと生かしていく考えだ。
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