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Super Taikyu Round 3
開催日程
2009年6月7日(日)
開催場所
鈴鹿サーキット(三重県)
天 候
晴れ
路 面
ドライ
レース距離
500km (5.807km×87Laps)
参加台数
32台
(ADVAN装着車 32台)
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もてぎ、SUGOと転戦してきたスーパー耐久シリーズは、この春にリニューアルオープンした鈴鹿サーキットを舞台に第3戦が開催された。
装いを新たにしたピットガレージや広くなったパドックなど使い勝手の向上はチームにとって嬉しい改良となったが、東コース部分の路面改修は逆にチームを大いに悩ませる展開となった。

今回は土曜日に予選、日曜日に決勝を行う、昨年までの2Dayレーススタイル。
よって練習走行は金曜日に60分枠を3本設定して行われたが、この日は朝から生憎の雨模様。お昼には雨足も強まり、終日レインコンディションとなってしまった。
このため、各チームは満足にセットアップを煮詰められないままに予選を迎えることとなる。

一夜明けた土曜日は朝の早いうちは雨が残っていたものの、スーパー耐久の予選が行われる午後にはコースもドライコンディションとなった。
しかし、やはり鈴鹿を走り慣れたドライバーにとっても路面の変化は"曲者"だったようで、各クラスともなかなかタイムが上がってこない展開となってしまった。

500kmの決勝レースが行われる日曜日も天候は晴れ。気温も上昇し、最高気温は25.5度と夏日になった。

ポールポジションからスタートの1号車「PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE」は、谷口信輝選手が順当に1コーナーをトップでクリア、レースリーダーとして周回を重ねていく。
その後方では2番手がオープニングラップから何度か入れ替わったが、序盤で35号車「asset.テクノファーストZ」がパワーステアリングのトラブルからリタイア、10号車「Y.K.M. ADVAN Z」も早い段階でのピットインを強いられた為に、BMW勢がワン・ツー体制を構築する。

87周の決勝、3分の1を終えた31周目にコース上で大量のオイルを撒いたマシンがあり、この影響でコースオフ車両が続出したことからセーフティカーが導入される。
しかしトップを走る1号車はポジションをしっかりとキープ、谷口選手からステアリングを受け継いだファリーク・ハイルマン選手も安定した走りを見せてアンカー役を努める柳田真孝選手にリレー。

柳田選手への交代時、ピット作業は燃料補給のみで、タイヤは交換せずにコースへと復帰。気温が高いコンディションの下、優れたパフォーマンスを見せたADVANレーシングタイヤが柳田選手の走りを支え、開幕戦のもてぎに続いて1号車が今季2勝目を飾った。

ST-2クラスは3号車「ENDLESS ADVAN CS-]」が予選でクラスポールポジションを奪うと、長丁場の決勝でも快走。
一時はセーフティカーのタイミングを巧く使った11号車「TSRPランサーEVO]」に詰め寄られたが、その11号車はインタークーラーのトラブルで戦線を離脱。

ほかにも上位陣が次々とトラブルに襲われて後退するのを尻目に快走した3号車が危なげない戦いぶりで嬉しい今季初優勝を獲得した。

ST-3クラスは予選でライバルを圧倒する速さを見せたのが14号車「協新計測マイロード岡部自動車RX-7」。ST-2クラスの上位陣に割ってはいる総合8番手のグリッドから決勝スタートを迎えた。
500kmという距離は燃費の面でRX-7にとって不利であるため、戦略としては序盤からハイペースで飛ばしてライバルより多くなるピットストップ分の時間を稼ぐことになる。

しかし、セーフティカー導入の原因となったオイルに足をすくわれて無念のコースオフ、これでトップに立ったのは27号車の「FINA ADVAN M3」。
スタートを担当した伊橋勲選手は前戦・SUGOでは16号車「T-MANOILディクセル岡部自動車Z」を駆って優勝に導いているが、今回は開幕戦以来となるBMWでの戦いで表彰台の真ん中を獲得。自身の連勝記録を"3"へと伸ばすことに成功した。

ST-4クラスはDC5インテグラと、今季からST-4クラスでの参戦を認められたS2000の一騎討ちがスタートから繰り広げられる。
クラスポールポジションからスタートシグナルを迎えたのは62号車「HONDA CARS東京μ SSR DC5」、ホンダワンメイクレースの強豪としても名を馳せた塩谷烈州選手が、今回はこれまでコンビを組んできた吉橋孝之選手に加えて、デパマン石渡選手を加えて3人体制で臨んでいる。

1周目では、往年のホンダワンメイクレースで優勝争いの常連だった小幡栄選手が駆る95号車「SPOON S2000」がトップを奪う。その後、62号車がトップを取り返すも、95号車は引き続き62号車を射程圏内に捕らえたまま周回を続けていく。

しかし、ST-3クラス同様にST-4クラスでも大きく命運を分けたのが路面に撒かれたオイルだった。95号車がオイルを避けきれずにコースアウトを喫して万事休す。
対する62号車はそのまま快調に周回を重ね、ピットインのタイミングで順位を入れ替えた以外はタイミングモニターのクラス順位最上段にその名を連ねたまま、マシンをチェッカードフラッグまで導いた。
Driver's Voice
柳田真孝 選手
 【今回の成績 : ST-1クラス 優勝 (総合 優勝)】
BMWで三年間やってきて、鈴鹿ではなかなか良い結果を残してこれなかっただけに、本当に嬉しいです。
前回のSUGOはトラブルに泣いたので、今日はちょっとしたことでも不安に思ったりしましたが、そこはチームを信じて走りきりました。その結果が快勝につながったので良かったですね。
自分が担当した最終スティントでは、タイヤを交換せずに走りきりました。タイヤは全然問題ないと自分の前に走っていたファリーク選手から無線も入っていましたし、ライフを確認しておきたいという意味もありました。
結果的に全く問題なく走りきれたのは、ADVANレーシングタイヤの高いポテンシャルを実証した結果になりましたね。
チームメイトのZ4、そしてライバルのフェアレディZ勢と接近戦がこれからも続くと思いますので、ファンの皆さんに喜んでいただけるような良いレースを続けていきたいと思います。

伊橋勲 選手
 【今回の成績 : ST-3クラス 優勝 (総合 8位)】
東コースの改修された路面はとてもグリップが低いので、ちょっと手こずりましたね。路面の目が細かいのか、走っていると改修部分に入ったらノイズが消えるんですよ。
前回はフェアレディZ、今回はBMWでの優勝となりました。それぞれ全く性格の異なる車ですが、ライフ性能を含めたタイヤのパフォーマンスが高いことは、どちらの車種でも実感出来ますね。
前回のSUGOで優勝して「優勝請負人」なんていわれたので、まわりには「次も勝ったらそう呼んで」と言っておいたのですが、勝っちゃいましたね(笑)。
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