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Super Taikyu Round 6
開催日程
2009年9月6日(日)
開催場所
岡山国際サーキット(岡山県)
天 候
晴れ
路 面
ドライ
レース距離
400km (1Lap = 3.703km)
参加台数
34台
(ADVAN装着車 34台)
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毎年好天に恵まれているスーパー耐久の岡山ラウンドは、今年も猛暑の中での過酷な一戦となった。
しかも今回は予選と決勝を日曜日にまとめて行なう"1Dayレース"。まずは各チームともにマシントラブルを如何に起こさないか、という点にも注力して予選に臨んだ。

この予選で速さを見せたのはBMW Z4M勢、前戦・富士に続いてのフロントロー独占を果たして1号車の谷口信輝選手組がポールポジションを奪った。


午後からスタートする決勝、ジリジリと眩しい太陽が容赦なくコースを照らす。気温は30度を超え、路面温度も上昇してタイヤのポテンシャルも大いに試される一戦となった。

スタートから快調にレースをリードしたのは、やはり2台のBMW Z4M。フェアレディZ勢やポルシェ勢を寄せつけず、2台ともに長めのファースト・スティントでワン・ツー体制を磐石なものとしていく。

2回目のピットストップでは28号車の片岡龍也選手組がタイヤ無交換作戦を実践、酷暑のタフなレースでもADVANレーシングタイヤの高いポテンシャルならではの戦略でトップを奪った。
しかし、28号車のジョハン・アズミ選手に対して、1号車の最終スティントを担当したのは経験に勝る柳田選手。
ほどなくして再び1号車がトップを奪うと、堂々の今季4勝目を飾り、シリーズチャンピオン獲得に大きく一歩近づく結果となった。


ST-2クラスはクラスポールポジションを獲得した「ENDLESS ADVAN CS-X」が序盤でエンジントラブルに襲われてまさかのリタイア。
暑さというファクターが特にターボエンジンを搭載するマシンにとっては過酷なものとなる中、サバイバルな展開になるほど強さを見せるのがRSオガワという展開になっていく。

「RSオガワユークスADVANランサー」はトップに立つとリードを着々と拡げていき、阪口良平選手からバトンを受け継いだ谷口行規選手も安定したラップで2スティント目を走行。
30秒近いマージンを背景に2番手の「新菱オート☆DIXCEL☆EVO IX」を寄せつけず、最後も阪口選手がしっかりリードを守りきって岡山ラウンドを二年連続で制覇。
この優勝でシリーズランキングもトップに躍進、"エボIX vs エボX"のチャンピオン争いはボーナスポイントが設定されている終盤2戦で一層白熱するものと期待させる。


ST-3クラスは予選で地元からスポット参戦する「WW2 RX-7」が堂々のクラスポールを獲得。
決勝では予選でクラス2番手につけた「FINA ADVAN M3」がスタートから間もなくして先行、M3とRX-7というキャラクターの異なる2台が見応えあるトップ争いを繰り広げていく。

特に「WW2 RX-7」はロータリーターボエンジンということで、厳しい暑さとの戦いという側面もあるレース。事実、他のRX-7勢がトラブルに襲われることもあったが、「WW2 RX-7」はしっかりと2番手をキープして最終スティントで勝負を賭けることに。

「FINA ADVAN M3」との戦いは終盤にテール・トゥ・ノーズの接近戦となったが、猛追するRX-7をM3が巧みに抑え、そのまま今季3回目となるウィニングチェッカーを受けることに成功した。


ST-4クラスでは序盤から予選トップの「SPOON S2000」を、予選4番手から2番手にポジションアップした「TUBE MAZIORA Racing」が激しく追う接近戦が繰り広げられる。
しかし両者は接触してしまい、「TUBE MAZIORA Racing」はマフラーを引きずる状態になってしまい、修復を命ずるオレンジディスク旗が提示されて無念の後退。

これで「SPOON S2000」がトップで安泰かと思われたが、決勝周回数をキッチリ3分の1ずつに分割して3人の選手でリレーする作戦に出ていた「M'sインターナショナルコスモソニックFK ings DC5」が1回目のピットストップを終えてトップに立った。

じわじわとリードを拡げた「M'sインターナショナルコスモソニックFK ings DC5」は最終スティントでは独走と言える体制を築き上げ、後続のライバルに脅かされることもなくチェッカー。
2007年の第4戦・富士以来、およそ丸2年ぶりとなる嬉しい優勝を手中におさめた。
Driver's Voice
谷口信輝 選手
 【今回の成績 : ST-1クラス 優勝】
ウチのチームは自分と柳田選手が毎戦交替でスタートを努めていますが、今回は自分の番でした。「これは何とか大量マージンを作ってパートナーにバトンを渡したい」と思って、暑い中の48周を本当に一所懸命に走りました。
こうして作った貯金をファリーク選手がドライバー交代で「シートベルトが嵌まらない!」ということで見事に使ってくれました(笑)。
タイヤは暑い中でタレもなく、47周も走りましたがライフ的にもフィーリングも安定していました。
ポール・トゥ・フィニッシュなので最高の形で終われました。残り2つももちろん勝ちたいですね!

阪口良平 選手
 【今回の成績 : ST-2クラス 優勝】
岡山はレースデビューからずっと走っているホームコースですし、知り合いも大勢応援に来てくれているので、去年に続いて勝つことが出来て嬉しいです。
暑くて特に水温には厳しかったですね。エンジン回転の上下で7〜8度も変わってしまうので、抑え気味で様子見の走りを最初のスティントはしていました。
1回目のピットではフロントタイヤのみ交換でしたが、2回目はマージンもあったので4本交換して行きました。最後は比較的"楽"をさせてもらえましたね(笑)。
これでランキングはトップに立ちましたが、まだ2戦あるので何があるかわかりません。"ぬか喜び"せずに、気を引き締め直して最終戦まで戦っていきます。

浅野武夫 選手
 【今回の成績 : ST-4クラス 優勝】
今回は岡山入りする前から、決勝は3等分してリレーする作戦で行くと決めていました。Cドライバーの岡野陽明選手はSUGOでも乗っていますが、若いですからちゃんと走ってもらおうかな、と(笑)。
私がその分だけ楽をさせてもらいましたが、若い人のパワーは素晴らしいですね。
岡山は毎年暑く、路面温度も高いのでタイヤのマネージメントも重要な戦略のひとつ。今回の三等分作戦は、タイヤにとっても使い方としては良かったと思います。2回のピットストップではともにフロントを交換するかたちで行きました。
35周くらいがワンスティントですが、最初から最後までとてもタイヤのポテンシャルは安定していました。
土曜日の練習でロングスティントのシミュレーションをして、50周くらいは全く問題ないことを確認していましたので、安心して戦えましたね。
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