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SUPER GT
JGC Round 6
開催日程
2010年 8月 1日(日)
開催場所
ツインリンクもてぎ・北コース
(栃木県)
天候/路面
晴れ / ドライ
気 温
26度 〜 34度
路面温度
38度 〜 43度
参加台数
132台
(ADVAN装着 : 35台)
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全日本ジムカーナ選手権もシリーズ後半戦に突入し、第6戦は盛夏のツインリンクもてぎに舞台に移す。
梅雨明け後の猛暑が日本列島を覆う中、もてぎも例外ではなく気温は34度に達し、路面温度も43度まで上昇。照り返しなどによる体感気温はこれを上回り、大会の名のとおり灼熱の競技会となった。
気温だけでなく湿度も高く、ドライバーやメカニック、ギャラリーにも厳しい状況ではあったが、それでも132 台が出走。酷暑に立ち向かうかのように全開でもてぎ北ショートコースを攻め込んだ。

国際カートコースであるもてぎ北ショートコースは、長いストレートはないものの、やはり全体的にハイスピードな設定となるのが常だ。
今回はそのダイナミックな外周のハイスピード区間、内周の中低速コーナー区間に加え、ストレートエンドに規制パイロンが置かれたターンセクションを設定。狭いスペースでの素早いターンが要求され、ここでタイムを落とす選手もいたが、上位陣の多くはブレーキポイントも的確で、タイムロスを最小限に抑えながら巧みに通過。
全日本ジムカーナならではの技を披露してくれた選手も少なくなかった。

コース全体の路面はフラットでタイヤへの攻撃性が低い一方で、温度変化などによってグリップレベルが変化しやすく、今回は特に太陽が高く上がるにつれて路面温度も上がり、今シーズン随一の高温路面に戸惑う選手も見られた。

そんな過酷な条件の中、ADVAN A050 の中高温用コンパウンドであるG/Sが本領を発揮。

FF(前輪駆動)車のフロントや4輪駆動車の前後輪はもちろん、比較的タイヤに優しいFR車やミッドシップ車もG/Sコンパウンドをチョイス。スタート直後から的確なグリップを得られるだけでなく、中高速コーナーでは高い剛性感があってコーナリング速度を高めることができ、さらに高温路面に負けずにタレを最小限に抑えてゴールまで高いグリップ性能を維持した。

リザルトは全11クラス中6つのクラスをADVANユーザーが制し、N3クラスでは1〜4位を占めるなど圧倒的な高いパフォーマンスを発揮。
さらにSA3クラスでは天満清選手(ランサー・エボリューションIX)が開幕から6連勝という快挙をなし遂げて早くもシリーズチャンピオンを決めた。天満選手は2年連続でSA3クラスを制し、高性能マシンとADVAN A050 のマッチングの良さを証明。

加えてN3クラスの柴田優作選手(ロータス・エキシージPP)が地元で3戦ぶりの勝利を飾り、シリーズ後半に向けて調子を上げてくる。
他のクラスでもSA1では昨年のチャンピオン斉藤邦夫選手(シビック)が今季初優勝を果たし、SA2クラスでは藤本泰則選手(RX-7)があまり経験のないこのコースで今季2勝目をあげる。

改造車のSCクラスでは谷森雅彦選手(ランサー・エボリューションX)が勝ち、DクラスではADVANスリックを履く斉藤孝行選手(TG47)が開幕戦以来の優勝を遂げるなど、ADVANユーザーが大活躍。

どんなマシンにもマッチングするADVANタイヤのオールマイティなポテンシャルを示す形となった。
Driver's Voice
柴田優作 選手
 【今回の成績 : N3クラス 優勝】
ここまでハイスピードなコース設定になるとは思いませんでしたが、比較的走り慣れているコースですし、さらに今回は前後ともADVAN A050・G/Sコンパウンドというチョイスが最高のマッチングを見せてくれました。
荷重の小さいフロントにはG/2Sコンパウンドがマッチすることが多く、前後ADVAN A050・G/Sコンパウンドは初めての試みだったのですが、最高の手応えで走りきることができました。


斉藤邦夫 選手
 【今回の成績 : SA1クラス 優勝】
僕は大きなサーキットを走る機会が多く、スピード感には自信がありましたが、その経験が今回のハイスピードな設定に合ったようです。
通常リアにはADVAN A050・G/2Sコンパウンドを履きますが、今回は初めて前後ADVAN A050・G/Sコンパウンドにトライしました。これが今回の路面とコースにベストマッチで、クルマがほぼ理想的な動きをしてくれましたね。
 
藤本泰則 選手
 【今回の成績 : SA2クラス 優勝】
このコースは1回しか走ったことがなく、最初は目線をどこに置いていいか分からず戸惑いましたが、金曜、土曜と練習を重ねていくうちにRの大きさにも慣れて、決勝の結果につなげることができました。
今回はADVAN A050・G/Sコンパウンドが特に高速コーナリング区間でいい感じの剛性感を発揮してくれて、豪快に楽しくコーナーを攻めることができました。
 
天満 清 選手
 【今回の成績 : SA3クラス 優勝 (シリーズチャンピオン確定)】
今回のコースは特に高速セクションでエボリューションIXとエボリューション]の差が出にくく、ライバルに迫られましたが、2本目もタイムアップでき、チャンピオンを決めることができました。
ADVAN A050・G/Sコンパウンドは温度が上がった路面でも手応えは変わらず、それが今回のタイムに貢献してくれました。
 
谷森雅彦 選手
 【今回の成績 : SCクラス 優勝】
1本目はパイロンタッチをしてしまいましたが、そこさえ気を付ければ、という気持ちで走って2本目にベストタイムを出せました。
ADVAN A050・G/Sコンパウンドはウォーマーなしでもスタートから問題なくグリップしてくれましたし、僕自身もADVAN A050を信頼して、自然に攻められるようになってきたと感じています。
 
斉藤孝行 選手
 【今回の成績 : Dクラス 優勝】
マシントラブルの原因を前戦で突き止め、今回はそこを直してきましたが、まだステア特性が完璧でなく、曲がりにくい部分もありました。それがなければもうちょっとタイムを縮めることができたと思います。
TURNING POINT
1カ所だけ設けられたターンセクションで勝負が分かれるケースも少なくなかったが、一方で長いコーナリング区間でのロスを減らすのもタイムアップには有効だったようだ。
速度レベルを落とすことなく全体を走り切り、さらにターンで失敗しないだけのテクニック持つ選手が上位のタイムを刻むことになった。
Technical Information
路面がフラットで骨材が出ていないぶん、グリップはタイヤコンパウンドに依存する形となり、タイヤによっては路面温度等変化の影響が大きく出た。
それだけに2本目でのタイムアップは難しくなったが、コンパウンドはいい仕事をしており、それが成績につながったと言える結果になった。
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