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FIA ヨーロッパ・ラリー選手権
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日程・レポート・結果表
[LINK] 公式ウェブサイト 主なチーム&ドライバー
カテゴリー&タイヤ解説
2007年に発足したIRC(インターコンチネンタル・ラリー・チャレンジ)は、2011年からのヨコハマタイヤとスバルのコラボレーションが日本でも注目を集めたラリーシリーズ。ヨーロッパの伝統ある個性的な大会をメインに組まれたカレンダーは、衛星放送のスポーツ専門チャンネル「Eurosport」によって全世界へと配信され、多くのファンを獲得することに成功した。

そのIRCが2013年からは、FIA(国際自動車連盟)の地方選手権として開催されてきたERC(FIAヨーロッパラリー選手権)と統合。IRCから引き続いてプロモーターをEurosportがつとめるので、メディアを通じた露出は多く、かつ格式的にもWRC(FIA世界ラリー選手権)に次ぐ重要なポジションを担うこととなる。

そもそものERCは1953年に発足しており、その歴史は半世紀におよぶ。WRCよりも長い伝統を有しているところに、ヨーロッパで如何にラリーが市民権を得て盛んに開催されているかを垣間見ることも出来るところだ。

2013年は全13戦のカレンダーで、年明け早々にオーストリアで行われたスノーラリーで幕を開けている。ターマック(舗装路)イベントが8大会、グラベル(非舗装路)イベントが5大会と、開催数でいえば若干ターマックが多い設定。各大会は、例えばフランスで開催される「ツール・ド・コルス」のように、それぞれ歴史ある競技会が名を連ねる。地域選手権ではあるが、お国柄や土地柄を反映させた個性的な大会も多い点が魅力のひとつだ。

参戦車両はFIA S2000とグループN車両、さらにその中間に位置するグループRなど。グループN車両に対して軽量化や足回りの自由度を高めた公認パーツを装着するグループRは速さも磨かれており、2011年にスバルWRX STI・R4を駆る新井敏弘選手がS2000車両以外を対象とするプロダクションカップのチャンピオンに輝いたことも記憶に新しいところだ。

2013年は、当初は全13戦のカレンダーが組まれていたが、5月に入ってサンマリノがキャンセルとなってしまった。これによりカレンダーは全12戦に変更となった。シリーズ争いは開幕戦から第6戦までと、第7戦から最終戦までの各6戦から、それぞれベスト4戦のポイントを合計したもので競われる。
IRCを戦うヨコハマタイヤは、グラベル(非舗装路)ラリーにおいては「ADVAN A053」が武器となる。

ERCに限らず、海外でのラリーは全日本選手権などと比べて、圧倒的にアベレージスピードが高いという違いがある。さらにSS(スペシャルステージ)の距離も長く、グリップ性能やコントロール性能に並んで、耐久性や摩耗性能も高いレベルが要求される。

ヨコハマタイヤは長年の海外ラリー参戦で蓄積されているデータと、高い技術力を活かして、ラリーの本場ともいえるヨーロッパでも速さを見せて注目を集めている。

グラベル用の「ADVAN A053」は、プロトタイプ時代からP-WRC(FIAプロダクションカー世界ラリー選手権)などで強さを見せてきているが、もちろんそのポテンシャルはIRC、そしてERCになっても遺憾なく発揮されている。
主な参戦ドライバー&チーム
2013年、ストールレーシングの手による2台のスバルWRX STI・R4で参戦する選手の走りを支えるヨコハマタイヤ。
日本を代表する世界的ラリードライバーの新井敏弘選手と、PWRC(FIAプロダクションカー世界ラリー選手権)でのチャンピオン獲得歴もある実力派ドライバーのプロフィールをご紹介いたします。
Team Arai
新井 敏弘 選手 =TOSHIHIRO Arai=
 
1966年12月・群馬県出身。
'84年にラリーデビュー、'92年にBクラスで全日本選手権のチャンピオンを獲得。'97年に2回目の全日本王者に輝くと、翌'98年にはWRCへの参戦を果たし、活躍の場を世界へと拡げる。
'05年と'07年にはPWRCのチャンピオンを獲得、歴史にその名を刻んだ。
'11年はIRC(インターコンチネンタル・ラリー・チャレンジ)に、およそ20年ぶりにヨコハマタイヤを装着して挑み、堂々のプロダクションカップ・チャンピオンに輝いた。'12年は惜しくも連覇は成らなかったものの、2位でシリーズを終えている。



STOHL RACING
アンドレアス・アイグナー 選手 =Andreas AIGNER=
 
1984年9月・オーストリア出身。
2004年、19歳でラリーデビュー。同年はFIA南ヨーロッパラリー選手権に参戦、シリーズ13位の成績を残す。2006年にはWRC(FIA世界ラリー選手権)にステップアップを果たし、シュコダ・ファビアでシリーズ21位。
2007年からはFIAプロダクションカー世界ラリー選手権に戦いの場を移しシリーズ9位を獲得すると、継続参戦となった2008年には全8戦中3勝を挙げてシリーズチャンピオンに輝いた。
2012年のIRCでは3勝を挙げて、ヨコハマタイヤと戦った新井敏弘選手に続くシリーズ3位にランクインしている。
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