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HOME / MOTORSPORTS / DRIFT 2009 / Round 8 News Index
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開催日程 2009年10月11日(日)
開催会場 富士スピードウェイ (静岡県)
天 候 晴れ
路 面 ドライ
>> Report (レポート)  >> Result (競技結果)
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第7戦の余韻も冷めやらぬうち、明くる11日(日)に開催されたデュアルファイナルズ2日目の第8戦。天候も快晴に恵まれ、前日よりも大勢の観客が訪れた。

前日の1回戦が、この日の予選も兼ねており、さらに第7戦の終了後に行なわれたラストチャンスクオリファイの結果、YOKOHAMAユーザーでは、山下広一、長澤淳吉、松川和也、大嶋友浩、水畑力、高山健司、岡村和義、内海彰乃、織戸学、田中一弘、松井有紀夫、そしてシード選手である斎藤太吾、熊久保信重ら13人が1回戦の単走に残った。

単走では、YOKOHAMA勢にも若干の番狂わせが見られたが、とりわけチャンピオンシップを争う3選手のうち、2名がここで敗退したことで、スタンドの観客は騒然となった。
YOKOHAMA勢では、山下、高山、松井、斎藤、熊久保の5名が2回戦の追走トーナメントに進出した。

松井は、中村直樹と対戦。
300Rの飛び込み、振り返してからの距離とも松井が勝りアドバンテージを獲得し勝利。松井は、追走トーナメントで悲願の初勝利を収めた。

そして斎藤は、逆転チャンピオンのかかった今村陽一と対戦。またしても因縁の対決となった。
これまでの対戦成績は、斎藤の2勝6敗ながら、昨年のこのステージで、タイトルを争っていた今村と対戦し、斎藤が勝ってシリーズチャンピオンを決めたという経緯がある。
そして今年は、この日、ベスト16に勝ち上がることができず、8点差でのタイトル争いを、斎藤に託すしかなくなった手塚を擁するグッドイヤー勢からの声援も受けながら、ついに勝負のときがきた。
「思わぬ形でチャンピン争いに巻き込まれてしまいました。これほどプレッシャーを感じたことはありません」と語った斎藤だが、観客の誰もが固唾を飲んで見守る中、両者一歩も譲らず、サドンデスに突入。
3本目、追う斎藤は今村のペースに合わせきれず、若干ヘアピンをインカットし、今村にアドバンテージ。
続く4本目は、ヘアピン出口で流されてハーフスピン。因縁の対決は今村が勝利。そしてこの瞬間、2009年シリーズの今村の逆転チャンピオン獲得が決定した。

5戦目、時田雅義 vs 高山は、前日から好調だった時田に高山は歯が立たず敗退。

6戦目、熊久保 vs 山下というYOKOHAMA対決では、熊久保が後追い時に、これぞ熊久保というべきクイコミを披露し勝利した。

そしてベスト8。
松井と前戦優勝の川畑の対戦では、300Rの飛び込みでは松井ががんばったが、審査席の前でアウトに流されてしまったことと、スピード、角度ともに川畑が上だったため、松井の善戦もむなしく、ここで敗退となった。

時田 vs 熊久保は、超接近戦の応酬となった。
1本目で熊久保がものすごいクイコミを見せてアドバンテージを獲得すると、2本目は逆に、熊久保をも上回らんほどの勢いで時田が猛追。
サドンデスに突入しても、その様相は変わらず、3本目で4人の審査員が熊久保に高得点を与えたものの、4本目にはまた熊久保をしのぐ角度で追従した時田が勝り、残念ながら熊久保は敗退となった。

なお、追走トーナメントでは、前日に続き川畑の連勝となった。

2009年シーズンは幕を閉じたが、YOKOHAMAユーザーは、非常に印象に残る数々の戦いを演じてきた。
2010年もまた、いろいろなドラマが待っていることだろう。YOKOHAMAユーザーのさらなる活躍に期待したい。


(文中敬称略)
Driver's Voice
熊久保信重選手
今日は時田(雅義)選手にお株を奪われちゃいましたね。でもエボ]で富士は初めてですし、昨日は1回戦で負けてしまうくらいにセッティングに苦しんだりもしたので、今日はよかったと思います。
今年はADVAN NEOVA AD08のデビューイヤーで、エンジンも新しいエボ]ですし、データがないことだらけで不安だったのですが、ずっとシードにいられたのはADVAN NEOVA AD08のおかげです。これぐらいやってもエンジンが壊れないことがわかったのも収穫ですね。
シリーズランキングでは、最後に川畑(真人)選手に抜かれたのは残念ですが、開幕から新車を投入したことですし(今までは開幕だけは前年のマシンだった)、7位で終われたのは奇跡かも(笑)。
来年は、まずはエボ]で早く1勝しないといけませんね!


松井有紀夫選手
今年から新しいチームで始めて、まず予選を通ることが目標でした。
それが1戦目でかなって、追走にも出られたし、しかも最終戦では初めて1回勝つことができたので、すごく前進になったと思います。
クルマも走るたびにどんどんよくなってきています。ホント、チームのおかげですね。自分の未来が楽しみです!
「優勝」を見てしまうと、やっぱり優勝したくなりますね。僕も早くヒーローになりたいです!


高山健司選手
目標が追走進出で、そこから先はいけるだけいければと思っていましたが、今日はでかいミスをしまって、悔しいですね。
今シーズンを振り返ると、今年は本当に飛躍の年で、去年は苦しくて、予選を通るだけで追走にはいけなくて、クビなるかと思ったほどでしたが(笑)、チームがずっとモチベーションを保ってくれて、クルマもよくしてくれて、本当に感謝しています。
今年はそこそこ結果も出せたし、追走にもコンスタントに残れるようになって、少しは恩返しができたかなと思います。
でも、本当の常連になれなかったのは悔しいんですけれどね。
来年に向けても、戦闘力アップのアイデアは出ているので、できるだけ早くテストを開始して、来年はシングル入りの常連になりたいと思います!
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