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2007 ADVANモータースポーツ体制発表会 2007 ADVANモータースポーツ体制発表会 2007 ADVANモータースポーツ体制発表会 2007 ADVANモータースポーツ体制発表会 2007 ADVANモータースポーツ体制発表会 2007 ADVANモータースポーツ体制発表会 2007 ADVANモータースポーツ体制発表会 2007 ADVANモータースポーツ体制発表会
レポート
春一番が数日前に訪れ、モータースポーツシーズンの本格的な開幕が間近に迫っていることを感じさせる2月22日。
 
東京都内のホテルに於いて、横浜ゴムの「2007年 ADVANモータースポーツ体制発表会」が開催され、会場は150人を超える報道関係者で埋めつくされました。
 
まずはじめに横浜ゴムの南雲忠信代表取締役社長から、2007年で横浜ゴムが創立90周年を迎えることの説明がありました。
そして主軸事業であるタイヤ事業が世界的に市場拡大を見せていく中、ADVANのグローバル・フラッグシップ・ブランドとしての世界展開の状況を紹介。
また、「eco MOTION」を全社スローガンと定めた環境貢献活動を全世界で積極的に展開していくことを改めて紹介。モータースポーツ活動についても環境に十分な配慮をしていくことを報告しました。
横浜ゴムの南雲社長(前列中央)をはじめ、WTCCのプロモーターであるKSOのジャック・ベハー会長(前列左から三人目)などモータースポーツ関係者が一同に揃った。
 
多くの報道陣が来場した発表会。特に近藤真彦監督はテレビカメラに囲まれ注目の的。発表会開催当日、夕方以降のニュースやワイドショーで全国にこの模様が放送された。
続いて壇上に上がった、横浜ゴムモータースポーツ部長の森伸一から、2007年のモータースポーツ活動について詳細の説明。
 
昨年に続いてツーリングカーの世界最高峰「FIA世界ツーリングカー選手権(WTCC)」のコントロールタイヤにADVANが指定されたことを改めてご紹介。
前輪駆動(FF)と後輪駆動(FR)が混在して接戦を繰り広げるWTCCにおいて、ADVANレーシングタイヤはバランスに優れ、レースをエキサイティングに演出しているとの評価をいただいていることを紹介するとともに、オフィシャルタイヤサプライヤーとして気を緩めず集中力を高めながら引き続き臨むという姿勢をアピールしました。
 
このほか、昨年は3勝を飾った「FIAプロダクションカー世界ラリー選手権(P-WRC)」ではADVAN-PIAAラリーチーム、およびシムスラリーチームとパートナーシップを結び、チャンピオンを目指したタイヤ開発を進めていくという意気込みを披露。
 
更に日本で最も人気の高い「SUPER GT」シリーズについては、このカテゴリーが世界的にも珍しくなってきたタイヤメーカー同士の競争という側面を持っていることを説明。
2006年同様にGT500クラスの「チーム・トヨタ・ツチヤ」と「KONDO Racing」の2チームとパートナーシップを結ぶとともに、昨年はシリーズ上位4位までを独占したGT300クラスにおいて全体の70%ほどのチームにタイヤを供給することが発表されました。
 
このほか、エントリークラスからトップカテゴリーまで、日本国内はもちろん全世界規模でモータースポーツを支えていくことが力強く語られました。
 
また、WTCCに付随して新たに始まる「インターナショナル・フォーミュラ・マスター(IFM)」を紹介。
このカテゴリーはシャーシ、エンジン、タイヤの全てがワンメイクで行われ、将来のF1ドライバーを輩出することが期待されるもの。そして、WTCC同様にIFMもADVANがコントロールタイヤに指定されています。
 
The guest's comment
ジャック・ベハー KSO会長
 WTCCプロモーター・KSO
 ジャック・ベハー 会長

2005年に発足した新しい世界選手権であるWTCCは、わずか2年の間に大きく成長しました。
ツーリングカーならではの親近感が多くのファンを惹きつけ、テレビをはじめとした多くのメディアを通じて世界中に情報は発信されています。
 
数字で見ると、シリーズ全体では66万5千人もの方々がサーキットを訪れ、これは2005年と比べると約60%もの増加になります。
また、テレビは世界の52局で521時間にわたる関連番組がオンエアされ、4億5千万もの視聴者がテレビを通じてWTCCに触れたことになります。
 
2008年には現在のガソリンエンジンとディーゼルエンジンのみならず、バイオフューエル燃料も導入を検討しており、これには多くの自動車メーカーが興味を示し、WTCCへの参入を検討していると聞いています。
 
こうして成長を続けるWTCCにおいて、横浜ゴムの供給するタイヤ性能の高さが大きく貢献していることを忘れてはいけません。
駆動方式の異なる車種が競い合う中、平等な性能が出るタイヤを開発し、供給している横浜ゴムには感謝しています。
 
2007年はWTCCがよりエキサイティングな魅力を発揮出来るように、これまでのマカオに加えてフランスのポー、ポルトガルのポルトと、二つの公道レースをシリーズに加えました。
また、全く新しいフォーミュラ・シリーズである「インターナショナル・フォーミュラ・マスター」を立ち上げます。このシリーズはWTCCに新たな価値を植えつけることになり、若いドライバーにF1などへのステップアップのチャンスを与えることにもなるでしょう。
 
このシリーズもADVANがコントロールタイヤとなりますが、2年目を迎えるWTCCを含めた新しいパートナーシップを横浜ゴムと結べたことに大いなる感謝の意を表します。

奴田原文雄選手
 ADVAN-PIAAラリーチーム
 奴田原 文雄 選手

2006年は「FIAプロダクションカー世界ラリー選手権(P-WRC)」でモンテカルロ、ラリージャパン、キプロスラリーと3勝を挙げることが出来ました。
残念ながらシリーズチャンピオンは逃してしまいましたが、それでもシリーズ2位という結果を残すことが出来ました。
 
WRC、P-WRCはご存じの通り、コントロールタイヤ制は採用されておらず、世界各国のタイヤメーカーが競い合っています。
その中でADVANタイヤで3勝を挙げたということには、ドライバーとしても誇りに思っています。
 
2007年もP-WRCに参戦出来るチャンスを頂きました。また、全日本ラリー選手権でもシリーズ連覇を目指して頑張っていきますので、これからも宜しくお願いいたします。

土屋春雄監督
 トヨタ・チーム・ツチヤ
 土屋 春雄 監督

2007年も昨年に引き続き、織戸学選手と土屋武士選手というドライバーラインナップでGT500クラス参戦8年目のシーズンを迎えます。
 
マシンが'07年はそれまでのスープラからレクサスSC430に変更となります。
昨日の富士スピードウェイ、その前には岡山国際サーキットを走行しましたが、スープラに比べて相当なマシンのレベルアップが感じられ、3ランク位はアップしたような印象です。
 
テスト走行を通じて非常に良い感触を得られましたので、今年は十分にライバル達と戦えるポテンシャルを持っていると思います。
優勝を目指してチーム一丸となって頑張りますので、応援のほど宜しくお願いいたします。
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