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2008年 モータースポーツ活動計画発表会 2008年 モータースポーツ活動計画発表会 2008年 モータースポーツ活動計画発表会 2008年 モータースポーツ活動計画発表会 2008年 モータースポーツ活動計画発表会 2008年 モータースポーツ活動計画発表会 2008年 モータースポーツ活動計画発表会 2008年 モータースポーツ活動計画発表会
REPORT
2月25日、東京都内のホテルで横浜ゴムは2008年のモータースポーツ活動計画発表会を開催しました。
 
150人を超える報道関係者が集まった中、最初に登壇した横浜ゴムの南雲忠信代表取締役社長が、
「ADVANはグローバル・フラッグシップ・ブランドとして世界中で高い評価を得ています。
モータースポーツフィールドにおいても活発な活動を行なっていますが、これからは環境にも充分に配慮したモータースポーツを指向する流れも顕著になると考えており、横浜ゴムとしても環境とモータースポーツの共存について真剣に検討しており、電動フォーミュラレースや廃てんぷら油から精製した燃料を用いてのラリーレイド参戦といった取り組みをサポートしていきます。
また、2008年はADVANブランド30周年という記念すべき年にあたりますが、今後も横浜ゴム、ADVANが発信するモータースポーツ活動にご期待ください」と挨拶。
 
続いて時枝明記モータースポーツ部長から2008年の具体的な横浜ゴムのモータースポーツ活動計画を説明。
2006年からコントロールタイヤの指定を受けているツーリングカーの世界最高峰レース「WTCC(FIA世界ツーリングカー選手権)」を筆頭に、国内外のレースやラリーなど多彩なモータースポーツでの活動について発表されました。
WTCC
2008年、いよいよ日本初上陸を果たすWTCC(FIA世界ツーリングカー選手権)。
発表会の席上では、世界的に人気の高まりを見せている点や環境保護にいち早く積極的な取り組みを行なっている点などをフランソワ・リベイロ氏が紹介。
また日本初開催の舞台となる岡山国際サーキットの細井支配人からは見どころなどについての紹介がありました。

EUROSPORT コマーシャル・ダイレクター
フランソワ・リベイロ 氏


「FIAが世界で認めている三つの世界選手権のひとつが『WTCC』です。
"Real Cars, Real racing"というキャッチフレーズを掲げ、2008年はBMW、シボレー、セアト、ホンダという4つの自動車メーカーさんが参戦することになりました。
WTCCはテレビ放送に最適のレースであると言えます。約30分の決勝レースを一日で2回行なうことや、リバース・グリッド制を採用するなど、エンターテイメント性を高めています。
2007年は世界中で55の放送局がWTCCを放映し、その合計時間は700時間になりました。
WTCCは環境保護にも真摯に取り組んでおり、2009年からバイオフューエルを使う規則を制定する予定です。また2007年からはレース中の二酸化炭素排出に対して、植林活動などを通じてのカーボンエミッション化を推進しています。
今年のWTCCで特に注目するべき点は、日本での開催が実現することです。これは横浜ゴムの多大なサポートがあってこそのものでもあり、深く感謝しています。
10月26日に岡山国際サーキットで決勝レースが行なわれる『FIA WTCC Race of JAPAN』で皆さんと再びお会いできることを楽しみにしています。」

岡山国際サーキット 取締役支配人
細井 大志朗 氏


「ツーリングカーレースの最高峰『WTCC』を岡山国際サーキットが日本で初めて開催出来ることを心から嬉しく思っています。
岡山国際サーキットはオープンから17年目を迎えますが、これまでに1994年と1995年にはF1・パシフィックグランプリを開催しました。この時のミハエル・シューマッハ選手やアイルトン・セナ選手の活躍をご記憶の方も多いことでしょう。
岡山国際サーキットは全長3.7km、2本のストレートと大小13のコーナーを有する大変テクニカルなサーキットです。
WTCC開催にあたってはスタート直後の第1コーナー、バックストレートからヘアピンにかけてのブレーキング競争、そしてドライビングテクニックの競い合いとなるダブルヘアピンといったポイントが大きな見どころとなるでしょう。
また、コースと観客の距離感が近いので、迫力あるバトルをまさに目の前にして観戦することが出来ます。
ぜひ多くのお客様にご来場いただきたいと思っています。」
Rally
伝統のRed in Blackにカラーリングされた「ADVAN-PIAAランサー」が参戦する全日本ラリー選手権。
石黒邦夫代表、ドライバーの奴田原文雄選手、コ・ドライバーの小田切順之選手が登壇して、2008年の戦いに向けた意気込みを語りました。

ADVAN-PIAAラリーチーム
石黒 邦夫 代表

「2008年は参戦車両のランサーエボリューションが最新型の"]"に進化します。今日の段階ではまだシェイクダウンも出来ていませんが、ドライバーの奴田原選手が頑張ってくれるでしょう。
今年も一年、皆さんのご声援をよろしくお願いいたします。」

ADVAN-PIAAラリーチーム
奴田原 文雄 選手

「今年もこうして皆さんの前で活動について発表出来ることを嬉しく思っています。
昨年は惜しくもチャンピオンを逃してしまいましたが、一昨年までは5年連続チャンピオンを獲得してきました。再びADVANにチャンピオンを取り戻したいと思っています。
今年一年も頑張りますので、応援よろしくお願いします。」

ADVAN-PIAAラリーチーム
小田切 順之 選手

「ADVAN30周年ということで、考えてみたら私もADVANカラーのラリー車に乗って30年になりました。
昨年は残念な成績でしたが、今年は全力で奴田原選手の走りを支えていき、チャンピオンを獲りたいと思います。」
SUPER GT
今年も激戦が予想されるSUPER GT。GT500クラスにADVANを装着して参戦する「トヨタ・チーム・ツチヤ」と「KONDO Racing」から、監督とドライバー来場されて今季の抱負などを語られました。

トヨタ・チーム・ツチヤ
土屋 春雄 監督

「ADVAN30周年おめでとうございます。私はADVANブランドが誕生して間もなく、マイナーツーリングカーレースの時代にお付き合いさせていただくようになったのですが、早いもので30年が経ちました。
今年の目標は、まず一勝すること。ADVANの30周年に華を添えることが出来るように一丸となって頑張ります。」

トヨタ・チーム・ツチヤ
土屋 武士 選手

「オフシーズンには何度かテスト走行を行なっており、良い手応えを感じています。
今年も毎戦、優勝を目指して好いレースをしていきたいと思っていますので、応援よろしくお願いいたします。」

トヨタ・チーム・ツチヤ
石浦 宏明 選手

「今年、TOYOTA TEAM TSUCHIYAからGT500クラスに参戦することになりました。
土屋武士選手とは、2002年に僕がレースを始めるきっかけとなったレーシングスクールで"先生と生徒"という立場でした。
その後も毎年いろいろなアドバイスをいただいてきていますので、今年は最高のコンビネーションでレースを戦えるのではないかと思っています。
今年はADVANタイヤとともに優勝を目指して頑張ります。」



KONDO Racing
近藤 真彦 監督

「昨年はこの席でお約束した通り、一勝を飾ることが出来ました。これは横浜ゴムに素晴らしいタイヤを造っていただいた結果であり、猛暑のセパンで各メーカーが苦戦している中で最高の成績を修めることが出来ました。
SUPER GTで一勝するということはとても難しいことです。今年はGT-Rを開幕戦から投入しますが、来年のこの場でも皆さんに良い発表をできるようにADVANとともに戦っていきます。」
 
KONDO Racing
J.P・デ・オリベイラ 選手

「KODNO Racingでの2年目のシーズンを迎えますが、今年も優勝を掴んで、シーズンを終える時には自信を持って一年を終えられるようにしたいと思います。
SUPER GTはとても競争が激しいですが、自分にとってベストを尽くして結果につなげたいと考えています。」
 
KONDO Racing
荒 聖治 選手

「昨年に続いて近藤監督、そしてADVANと戦えることを嬉しく思っています。昨年はマレーシアでの優勝を含め、特にシーズン後半ではタイヤの戦闘力が高いレベルで仕上がってきたという実感を得ています。
"レースに強いタイヤ"はドライバーとしても大きな武器であり、私も手応えを感じています。
今年はその"強い部分"を一層進化させるとともに、GT-Rの速さや強さと組み合わせていきたいと思っています。
その結果として、近藤監督とともに表彰台の一番高いところに行けるよう頑張ります。」
LeMans 24Hours
フランスで行なわれる「ル・マン24時間」。
長い歴史を重ねる伝統の一戦に、ADVANは史上初めてとなる産学共同プロジェクトでの参戦を果たします。

東海大学 工学部 (東海大学ル・マンプロジェクト)
林 義正 教授


「2008年、これまでの努力が実ってル・マン24時間レースの主催者から参戦を認めるという連絡をいただき、学生一同と喜んでいます。
エンジンは私が基本設計したYR40Dというツインターボで、タイヤはADVANを装着して参戦します。
ドライバーは鈴木利男選手と、あと2名のベテランドライバーという布陣を予定しています。
私たちのプロジェクトは世界初の学生によるル・マン参戦であり、世界中の多くのメディアから注目を集めています。
学生を中心としたチームですが、今年は完走を第一目標にして頑張っていきたいと思っています。」
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