2008年のイモラ(イタリア)、第2レースでホンダ・アコードをWTCC初優勝に導いたことも記憶に新しい、ジェームス・トンプソン選手。
 
1974年・イギリスのヨークシャー出身。
1995年からBTCC(イギリス・ツーリングカー選手権)を主な戦いの舞台として活躍。ヴォグゾール・アストラを駆って出場した2002年と2004年にはシリーズチャンピオンを獲得した。

2005年の発足からWTCCに参戦を開始、アウグスト・ファルファス選手やガブリエレ・タルクィーニ選手らとともにアルファ・ロメオを駆る。イタリア・モンツァでの開幕戦、第2レースでWTCC初優勝。
2006年はセアト、そして2007年に再びアルファ・ロメオと渡り歩き、2008年はN.テクノロージからホンダ・アコードで参戦。
そして2009年からは新たにマニュファクチャラー参戦を始めたラーダの一員となり、先のイタリア・イモラ戦でラーダ初のWTCCマニュファクチャラー・ポイントを獲得。
 
ワイルドな感じの風貌ゆえ、情熱的な走りのイメージもあるが、実はどちらかというと理論派かつ技巧派。
昨年WTCCに参戦した織戸学選手も「自分に似ているのか、気になるドライバーの一人」と評した。
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