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HOME / MOTORSPORTS / ADVAN FAN / Vol.135 News Index
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今年もAPRC(FIAアジア-パシフィック・ラリー選手権)と全日本ラリー選手権の併催で、賑やかに開催された「Rally Hokkaido」。9月27日(金)から29日(日)にかけて、北海道・十勝地方を舞台に「ADVAN A053」が雄大なグラベル(非舗装路)ステージを快走した。
APRC部門は海外仕様、全日本選手権部門は国内仕様の「ADVAN A053」を各参加車両は装着。国内では群を抜くハイスピードラリー、なれど走行を重ねる毎に深く掘れていくワダチは日本のグラベルラリーそのものであり、APRC/全日本いずれのシリーズにおいてもタフな一戦である。
APRCのシリーズにおいては第5戦となる「Rally Hokkaido」。アジア-パシフィック選手権とアジア・カップのタイトルが賭けられており、S2000規定車両は2台と少なかったものの総勢31台がエントリー。そのうち19台がヨコハマタイヤを装着、「ADVAN A053」が各選手の走りを足元から支えた。

金曜夜のセレモニアルスタートを終えて、各車はオープニングステージとなるSS1「SATSUNAI River 1」に臨む。全長2.54km、サービスパークに隣接する河川敷に設けられた特設ステージであるが、ここでS2000マシンに次ぐセカンドベストを刻んだのはスバル・WRX STI 4doorを駆る新井敏弘選手組だった。

一夜明けた土曜日、林道ステージの幕開けとなるSS2「NEW ASHORO LONG 1」。29.11kmのステージでS2000マシンを抑えてステージベストを刻んだ新井選手組。総合でもラリーリーダーの座におさまりさらなる快走に期待が高まったが、続くSS3でミッショントラブルに見舞われてしまいまさかのデイリタイアを喫することに。
そのSS3で速さを見せたのは新井大輝選手組。そう、“世界のトシ・アライ”のDNAを受け継ぐ息子が、S2000勢に続く3番手タイム、つまりグループN車両勢のトップでステージを上がってきたのだ。
しかし、その大輝選手はSS4で勢い余って横転、残念ながらここで戦列から離脱してしまう。

再び主役は入れ替わり、SS4でグループNのトップタイムを叩き出したのはアジア・カップ連覇を狙う炭山裕矢選手組。これに初海外ラリーで優勝を飾った牟田周平選手組が続く。
炭山選手組と牟田選手組、CUSCO勢はその後も快調な走りを見せ、炭山選手組はSS4からSS8までAPRCの3番手となるステージタイムを連発して2台のS2000マシンを追撃する。そしてSS9でS2000マシンの1台がリタイアすると、APRCでの総合順位を2番手に上げる。

一方の牟田選手も安定した走りで食らいつき、LEG1の締めくくりとなるSS10「SATSUNAI River 2」では炭山選手組を上回るグループN勢のトップタイムをマークして存在感を見せた。
日曜日のLEG2、オープニングのSS11「OTOFUKE Reverse 1」は6.12kmと比較的短いステージ。ここでスーパーラリーで復活した新井敏弘選手組が前日の借りを返す快走でステージベスト、2番手で炭山選手が続くと3番手にはやはりデイリタイアから復活した新井大輝選手が食い込んで速さを見せる。

新井親子の速さは続くハイスピードステージのSS11「HONBETSU Reverse 1」で真骨頂を発揮、敏弘選手がベスト、大輝選手がセカンドベストと親子でワン・ツーを飾る。
CUSCO勢も安定した速さを見せ続け、リピートステージでは掘れていく路面をものともせずに炭山選手組/牟田選手組ともに2走目でタイムアップを果たす。

結果、LEG2は8本のSS中、SS14「OTOFUKE Reverse 2」を除く7本のSSで新井敏弘選手組がステージベストをマーク。そして最終結果は炭山裕矢選手組がアジア・カップのウィナーに輝いたのを筆頭に、同カップの2位が牟田周平選手組、3位はサンジェイ・タクル選手組と、「ADVAN A053」装着車両がアジア・カップの表彰台を独占。
APRC部門の総合順位では2位から7位までを占め、グループN車両のトップ6が「ADVAN A053」装着車両という、タイヤの持てる優れたポテンシャルを実証するリザルトを残した。


LINK >> Rally Hokkaido アジア-パシフィック・ラリー選手権 結果表
シリーズ第7戦として開催された、Rally Hokkaidoの全日本選手権部門。既に速報として大会の模様と結果はお伝えしているが、ここでは各ステージタイムをより詳細に分析してみよう。

【LINK >> Rally Hokkaido 全日本選手権・第7戦 レポート結果表

まずLEG1のステージで見ると、SS3「YAM WAKKA 1」で興味深いリザルトが残っている。23.49kmのステージは2007年以来久しぶりに使われたが、アップダウンがあり比較的ツイスティなロケーション。さらに木立に覆われて道の表面が完全に乾いていない箇所もあり、難易度の高いロングステージである。
ここでステージベストを叩き出したのはスバル・WRX STIの柳澤宏至選手組、そのタイムは16分34秒5で同ステージでS2000マシンがマークしたAPRC勢のトップタイムである16分40秒5を上回っている。また、全日本のセカンドベストは三菱・ランサーエボリューション]の奴田原文雄選手組がマークしており、こちらはAPRCトップタイムの僅か1秒落ちである。
LEG2でも同じような傾向が、オープニングのSS11「OTOFUKE Reverse 1」で見られた。
このステージ、全日本勢のベストを叩き出したのは奴田原選手組で、タイムは4分01秒9。APRC勢のトップは新井敏弘選手組で4分04秒6、6.12kmと短いステージであるが「ADVAN A053」が車種を選ばない速さを見せたと言える。

さらにLEG2では、この後も全日本勢とAPRC勢が拮抗したタイムでステージを駆け抜けていた。
SS12「HONBETSU Reverse 1」、SS13「PAWSE KAMUY 1」、リピートステージとなるSS14「OTOFUKE Reverse 2」と、3ステージ連続で奴田原選手組がAPRC勢を含む総合のステージベストを連発。ゼッケン1をつけ全日本勢のトップランカーとして走行する奴田原選手組だが、今回はその前にAPRC勢が走行するためにワダチが掘れた中での走行となった。さらにステージの多くは表面こそ乾いていたものの、掘れた部分から湿った土が顔を出し、完全なドライコンディションとは言えなかった。

そんな中で、「HONBETSU」のような高速ステージから、比較的ツイスティな「OTOFUKE」まで、路面を選ばない速さを見せた「ADVAN A053」。全日本勢は奴田原選手組を含めて国内仕様を装着して臨んだが、持ち前のハイスピードを得意とする長所はそのままに、日本独特の掘れたワダチ路面、さらに幅広い路面コンディションへの対応力といった、国内仕様が目指したポテンシャルの高さをステージタイムが裏付ける結果となった。

全18SSが設けられた今年のRally Hokkaido。奴田原選手組の三菱・ランサーエボリューション]、そして柳澤選手組のスバル・WRX STIはそのうちの15ステージでベストタイムを奪取、「ADVAN A053」国内仕様の速さがステージリザルトに刻まれた一戦であった。
[UPDATE : 18.Oct.2013]
           
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