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BMW Familie! Westen in KOBE supported by ADVAN Report  
 
 
[2007/06/29] BMW Familie! Westen in KOBE supported by ADVAN Report
 
2003年から富士スピードウェイで毎年の恒例行事となっているBMW Familie!が、ついに関西の神戸で実施されることとなった。
2007年5月27日(日)。会場は、六甲アイランド。神戸沖にある神戸市第2の海上都市として誕生し、通称「六アイ」と親しまれる人口島である。六甲アイランドは人口島でありながらも、水や緑に恵まれたステキな街で、外国人専用マンションやスポーツクラブ、学校など、在日外国人の為の施設も多く存在している。
イベント当日、会場近くの小池では、潜水艦のラジコンを楽しみ、子供のような笑顔をしている大人が、この街の雰囲気を表している。
 
BMW Familie!は、「オーナーが創るオーナーズイベント」で、BMWファンなら老若男女問わず誰もが気軽に参加できる主旨となっている。このBMW Familie! Westen in KOBE supported by ADVANはその主旨通りの六甲アイランド、アイランドセンター駅周辺という街のど真ん中での開催となった。
イベントの催し物は、横浜ゴム㈱ブースはもとより、出展各社のデモカーの展示、協賛ショップの商品展示、オーナーズフリーマーケット、そして特別協賛会社のスタディによるデモカー同乗ドライブと内容満載のイベントとなった。
  イベントは、BMW Familie! Westen事務局代表の吉原氏からのご挨拶。そしてスタディ神戸森井店長のご挨拶と続き、この関西での初めての開催となるイベントに対する意気込みと今後のBMW Familie! Westen in KOBEの末永い発展を願うご挨拶となった。
 

当日のメインステージは関西のMAJOR CLUBシーンで10年以上のキャリアを誇るDJ.KOJIさん。DANCE CLASSICSから歌謡曲まで、多彩な選曲と鳴り響くMCで、駅周辺のショッピングモール街を、クラブシーンに一変させてしまった。

 
 

横浜ゴム㈱ブースでは、ADVAN Sport、ADVAN S.T.、ランフラットタイヤADVAN Sport Z・P・Sが展示されていた。ブース正面には、大人のチューンナップのZ3、E36 M3、Z4、E91の4台の車輌展示と、昨年度からタイヤサプライしているWTCCレースシーンの放映など、飽きさせないブースとなっていた。

 

また、横浜ゴム㈱ブースでは、設営準備を終えたスタッフが、和やかな雰囲気で朝食を取る光景が見られるなど、和気藹々なBMW Familie! Westen in KOBEを演出している。

 
出展社でまず目を引いたのは、ボンネットを開けた㈱エッチ・ケー・エスのシルバーのE46。エッチ・ケー・エスは、エンジンまわりのチューニングに定評があり、今回の展示車E46には今年の9月発売予定のスーパー・チャジャーが積まれていた。
開発担当者近藤氏の話によると、スーパー・チャージャーを積むことで、下からのトルクが増し、ストレスなくE46のレッドゾーンである6500rpmまで引っ張れるという。
<写真>HKS BMW E46 SC
続いて、橋本コーポレーションのE90。絶対的なインパクトを放つフロントスポイラーは、先鋭的なデザインとして来場者を魅了していたRIEGER TUNING。RIEGER TUNINGはグラスファイバーを使用していたのをABS樹脂へ変更。カットされた不要な部分をリサイクルするというドイツらしい環境へも配慮したブランドである。
 
 
そして、アーキュレー。アーキュレーは最近多くのBMWユーザーに認められ、支持されているブランドである。今回展示されていたのはアーキュレーZ4M。その後部を見ると、プロトタイプのマフラーがブルーアルマイトに光り輝く。素材はチタンで、ステンレスマフラーに比べ重量は約半分だそうだ。チタンという素材は、硬く加工が難しいというが、完成度は秀逸であった。
 
その他、OKADA PROJECTSのBMW E87 120 スーパースピリットや、エクセルオーディオのエクセルオーディオ645カブリオレなど、多くのADVAN装着車が展示会場を飾った。  
 

このBMW Familie! Westen in KOBE supported by ADVANは、よくあるオートーショーとは違い、異彩を放つ内容のイベント。
BMWのオーナーさんが私物をフリーマーケットとして出品。ショッピングモールを通る通行人の多くが、珍しい品に集まってくる。

 
また、会場中央にあるメインステージでは、ジャンケン大会が行われた。協賛各社から提供されたたくさんの賞品で、多数の来場者が集まった。
そして、ダンサーイベント、キッズオンリーのジャンケン大会等も併催され、メインステージは大いに盛り上がっていた。
 
  今回の六甲アイランド、アイランドセンター駅周辺近くにスタディ神戸店がある。そこでは、スタディによってチューンナップされたM6とE87のデモカー同乗ドライブも行われた。
実際に乗ったことのないBMWに、しかもフルチューンされたBMWに乗れるとあって、試乗できた来場客は、さぞかし堪能されたに違いない。
 

一部、雑誌社撮影会も兼ねた特設駐車場にはなんと、最新のBMWから歴代ものまで、400台ものBMWが集まり、ADVAN Sportを履いたBMWも多数見受けられた。

 
 

イベント内容満載のBMW Familie! Westen in KOBE supported by ADVANも大盛況の中、BMW Familie! Westen事務局代表、吉原氏の閉会のご挨拶で、幕を閉じることとなった。
吉原氏からは、盛況あるイベントが行えた実感と、来年もまたこの地でイベントを行うことができる確かな自信を感じるご挨拶となった。

 
 
一風、輸入車イベントとなると、ある特定のユーザーが来場するイメージがあるが、BMW Familie! Westen in KOBE supported by ADVANはそのイメージを一変させるイベントとなった。
老若男女、様々なBMWオーナーが、多数、この六甲アイランドを訪れた。
『誰もが気軽に参加できるイベント』。このコンセプトはこれからのオートイベントにはかかせないものになるかもしれない。


《writer & photographer 飯塚俊也》