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スーパースラローム in 浅間台
開催日程
2007年4月8日(日)
開催場所
浅間台スポーツランド
(千葉県)
天 候
晴れ 時々 曇り
路 面
ドライ
気 温
15〜21度
路面温度
16〜33度
参加台数
149台 (ADVAN 34台)
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開幕戦から3週間のインターバルをはさんで開催された全日本ジムカーナ選手権第2戦。
前回は小雪の舞う名阪スポーツランドが戦いの場だったが、今回の舞台となった千葉県の浅間台スポーツランドは敷地内でも桜が満開で春の訪れを感じさせてくれた。
そして、ここ浅間台での全日本戦開催は2001年以来、実に6年ぶり。
ジムカーナの原点ともいえるフルパイロンコースでの勝負となり、読みにくいラインの的確な見極めと、スラロームやターンをスムーズかつ最短距離で走り抜けることが要求される。
 
気温は最高で21度、路面温度は33度にまで上昇、ここにも春を感じさせてくれるデータが数字として現れた。
今回は中高速のコーナーリングが少なく、低速コーナーからの立ち上がりの速さやターンの正確さがタイムに影響するということもあって、トラクションを重視して大半のADVAN A048ユーザーがソフトコンパウンドのG/2Sをチョイスした。
 
今回のコースでひとつのポイントとなったのはスタートから中間計測までの前半区間。
観客席のある土手に向かってアプローチするかたちとなる360度ターンセクションは、路面が補修時期の関係で3種類ミックスとなっており「山色ターン」と呼ばれていた。確かにその名の通り、目で見て路面の色が3色に別れており、その上で360度ターンをこなさなければならないのである。
 
さらに本格的なフルパイロンコースはドライバーの錯覚も招いたか、ミスコースする選手が比較的多かった。
 
 
競技の方は時折太陽を雲が隠して風が吹くことがあったものの、終日穏やかで暖かい中で行われた。
N1クラスではヴィッツを駆る福田大輔選手が僅差でトップに迫る走りを見せて開幕戦の4位から大きく躍進して準優勝を獲得。スタート直後から最終のターンセクションまで高いグリップ力を持続するADVAN A048のポテンシャルを改めて証明した。
 
そして注目はADVANスリックを履くSCクラスとDクラスの戦い。
SCクラスでは谷森雅彦選手の連勝記録更新なるかが最大の注目点であり、一方のDクラスは開幕戦を欠場した昨年のチャンピオン・小林キュウテン選手の走りに期待が集まる。
 
SCクラスの1本目で好走を見せたのは開幕戦で谷森選手とワン・ツーを達成して表彰台を飾っている鳥居孝成選手。今シーズン、エンジンを換装してパワーアップを果たしたマシンを見事にコントロール、1分12秒584でそれまでのベストタイムを更新。
そして登場したのがSCクラスの最終ゼッケンをつけた谷森雅彦選手。しかし、アタック中に痛恨のスピンを喫してしまい、1本目を終えてトップの鳥居選手に対して谷森選手はまさかの最下位。
 
勝負の2本目、鳥居選手は1分12秒212をマーク、自己のタイムを0.372秒更新して谷森選手の出走を見守る。
コースサイドを埋めたギャラリー、そして多くの参加者や関係者が見守る中で谷森選手がスタート。マシン、そしてADVANスリックタイヤのポテンシャルを巧みに引き出す谷森選手らしい走りに観衆は釘付けとなったが、タイムは1分12秒535で僅かに届かず。
この瞬間、2004年第4戦のSUGOから続いていた谷森選手の連勝記録は「21」でストップ。
ちなみに2004年第3戦のキョウセイで連勝を続けていた谷森選手に「待った」をかけたのも鳥居選手であった。
 
Dクラスは小林選手が1本目からベストタイムをマークして貫祿を見せる。
しかし自身はタイムを見て納得が行かなかった様で、1本目と2本目のインターバルでじっくりとコースをチェック。
「大きいことを言うようですが、2本目では2秒縮めますよ。守りの走りで優勝してもツマらないし、自分のキャラクターでもないし(笑)」と語って2本目に臨んだ小林選手、1本目から1.728秒タイムアップという"有言実行"ぶりで見事に優勝カップを手中におさめた。
Driver's Voice
小林キュウテン選手  
  【Dクラス : 優勝】
開幕戦に不参加だったこともあって、クルマのセッティングやドライバーの精神的な面など、色々な部分で緊張する戦いでした。
金曜日からマシンの調子があまり良くなくて、決勝2本目でようやく本調子で走れたという感じです。
タイムはかなり縮めることが出来ましたが、今回は実際のところは綱渡り的な戦いでしたね。
 
鳥居孝成選手
  【SCクラス : 優勝】
浅間台は今回初めて走りました。
リズムの取りやすいコースという印象で、好い感じで攻めることが出来ました。
スリックタイヤの使い方についてまだ悩む部分もありますが、谷森選手にアドバイスを頂いたことが今回の優勝という成績につながったのだと思います。
 
福田大輔選手
  【N1クラス : 2位】
1本目はドライブシャフトのトラブルで、完走することが出来ませんでした。
しかし1本目に臨む前から、今日の勝負は路面状況の良くなる2本目だという考えでしたし、コースそのものに関しても特に苦手意識もなく攻め込んでいくことが出来ました。
ADVAN A048のG/2Sは最後までタレることもなく、フィニッシュ直前に設けられていたスラロームや8の字ターンでも充分なグリップを発揮してくれたことが大きかったですね。
 
TECHNICAL INFORMATION|テクニカル・インフォメーション
Gがかかり続けるコーナーリングが少なく、縦方向のグリップが重視されるコース設定となった今回の浅間台ラウンド。
ゆえにADVAN A048・G/2Sの高いトラクション能力を充分活かしきることができた。
また、比較的路面μが低くタイヤへの攻撃性が低いという浅間台の特徴的な部分も、G/2Sに有利に働いたという一面もあるようだ。
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