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WTCC|FIA世界ツーリングカー選手権
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開催日程 2008年のWTCC WTCCを戦うタイヤ [特集企画] WTCCタイヤ開発ストーリー
参戦車両の概要 主な参戦車種
Preview|次戦のプレビュー
いよいよツーリングカーレースの世界最高峰・WTCC(FIA世界ツーリングカー選手権)がこの週末、日本に待望の初上陸を果たす。舞台となるのは過去にF1も開催され、近年はSUPER GTなどで激戦が繰り広げられている岡山国際サーキット。
既に金曜日には関西国際空港にマシンも空路到着し、岡山国際サーキットに搬入されて戦いの時を待っている。

ヨーロッパラウンドを終えたWTCCも、岡山と最終戦のマカオグランプリで行われる合計4レースを残すのみ。
タイトル争いは開幕からディーゼルパワーを炸裂させたセアト勢が主導権を握り続けており、イヴァン・ミューラー選手が95点でランキングトップ、その後ろにはガブリエレ・タルクィーニ選手が86点で続き、セアトがワン・ツー体制を構築している。
シボレー勢は3番手に64点でつけるロブ・ハフ選手がトップ。3年連続でタイトルを独占し続けているアンディ・プリオール選手はBMW勢のトップに立つものの、ポイントは61点で5番手と逆転は難しいと言わざるを得ないポジションになっている。

しかし激しいバトルが"名物"のWTCCだけに、思わぬレース中のアクシデントがノーポイントという結果を招くことも充分にあり得る話。岡山で2レース続けて波乱の展開がドライバーズランキングの上位陣を襲う様なことになれば、一気に3番手以下の面々が得点差を詰めて来ることも可能性としては考えられる。

そこで気になるのがサクセスバラスト。セアト勢はランキングミューラー/タルクィーニの両選手に加えてランキング6位のジョルディ・ジェネ選手と3人がともに規則上の最大値である70kgを搭載する。超高速型のモンツァでは予選にバラストが与える影響は少なかったが、テクニカル要素の強い岡山では10kg以上の差がじわじわ効いてくる可能性が高い。
決勝スタート直後の1コーナーから2コーナーにかけてがひとつの攻略ポイントとなる岡山、逆にここはアクシデントの要因が潜んでいる場所でもある。そうなると予選でプリオール選手やハフ選手がトップに立てば、後ろで何らかのアクシデントが発生して巻き込まれたセアト勢を尻目に表彰台の真ん中を獲得して逆転劇の序章を描くことも不可能ではないだろう。

さて、岡山でタイトル争いの行方にも増して注目を集めるのは日本人ドライバーの活躍ぶりだろう。
先のモンツァでWTCC初参戦を果たした織戸学選手(シボレー)、青木孝行選手(BMW)、谷口行規選手(ホンダ)に加えて、アジアンツーリングカー選手権などで活躍する加納政樹選手(BMW)を加えた4選手がエントリー。

これまでにも色々なレースで走り尽くしている岡山のコース、ホームグラウンドでの戦いということでアドバンテージを日本人ドライバーが少なからず持っていることは間違いない。
そして織戸・青木・谷口の3選手はモンツァでマシンの特性やWTCCならではのレース運びを経験してきただけに、母国ラウンドでの戦いぶりには世界的な注目が集まる。更にSUPER GTの第7戦・ツインリンクもてぎでは織戸選手、WTCC日本ラウンドの前週開催となった第8戦・オートポリスでは青木選手がそれぞれ今季初優勝を飾って、まさに上り調子の真っ只中。
母国初開催となる「FIA WTCC Race of JAPAN」での好成績獲得に大いに期待が高まる。


>> 織戸学選手・青木孝行選手インタビュー
>> WTCC Race of JAPAN (岡山国際サーキットのサイトへリンク)


Ballast & Championship|サクセスバラスト&ドライバーズランキング
【サクセスバラスト (モンツァ終了時点)】
バラスト No. ドライバー 車 両 チーム
70kg 12 イヴァン・ミューラー セアト・レオン TDI SEAT Sport
70kg 11 ガブリエレ・タルクィーニ セアト・レオン TDI SEAT Sport
70kg 9 ジョルディ・ジェネ セアト・レオン TDI SEAT Sport
68kg 6 ニコラ・ラリーニ シボレー・ラセッティ Chevrolet
66kg 1 アンディ・プリオール BMW 320si BMW Team UK
64kg 7 ロブ・ハフ シボレー・ラセッティ Chevrolet
62kg 10 リカルド・リデル セアト・レオン TDI SEAT Sport
52kg 2 ヨルグ・ミューラー BMW 320si BMW Team Germany
50kg 5 フェリックス・ポルテイロ BMW 320si BMW Team Italy-Spain
47kg 3 アウグスト・ファルファス BMW 320si BMW Team Germany
47kg 18 ティアゴ・モンテイロ セアト・レオン TDI SEAT Sport
44kg 8 アラン・メニュ シボレー・ラセッティ Chevrolet
32kg 4 アレッサンドロ・ザナルディ BMW 320si BMW Team Italy-Spain
*30kg 69 メルヴィン・チュー BMW 320si Thunder Asia Racing
*30kg 81 加納政樹 BMW 320i Liqui Moly Team Engstler
*30kg 88 マシュー・マーシュ BMW 320si Wiechers-Sport
*30kg 45 キリル・ラドィギン ラーダ110 2.0 Russian Bears Motorsport
*30kg 80 織戸 学 シボレー・ラセッティ Chevrolet
*30kg 72 谷口行規 ホンダ・アコード ユーロR N. Technology
*30kg 75 ノルベルト・ミシュラ セアト・レオン TFSI SUNRED
24kg 20 トム・コロネル セアト・レオン TFSI SUNRED
19kg 15 ジェームス・トンプソン ホンダ・アコード ユーロR N. Technology
3kg 31 セルジオ・ヘルナンデス BMW 320si Proteam Motorsport
2kg 26 ステファノ・ディアステ BMW 320si Proteam Motorsport

0kg 17 青木孝行 BMW 320si Wiechers-Sport
*印は大会毎のエントリーにつき、シリーズ規則79.c) に従って30kgを搭載。


【ドライバーズランキング (モンツァ終了時点)】
順位 No. 合計得点 ドライバー 車 両 チーム
1 12 95 イヴァン・ミューラー セアト・レオン TDI SEAT Sport
2 11 86 ガブリエレ・タルクィーニ セアト・レオン TDI SEAT Sport
3 7 64 ロブ・ハフ シボレー・ラセッティ Chevrolet
4 10 62 リカルド・リデル セアト・レオン TDI SEAT Sport
5 1 61 アンディ・プリオール BMW 320si BMW Team UK
6 9 53 ジョルディ・ジェネ セアト・レオン TDI SEAT Sport
7 2 52 ヨルグ・ミューラー BMW 320si BMW Team Germany
8 5 50 フェリックス・ポルテイロ BMW 320si BMW Team Italy-Spain
9 6 48 ニコラ・ラリーニ シボレー・ラセッティ Chevrolet
10 3 47 アウグスト・ファルファス BMW 320si BMW Team Germany
11 8 44 アラン・メニュ シボレー・ラセッティ Chevrolet
12 18 37 ティアゴ・モンテイロ セアト・レオン TDI SEAT Sport
13 4 32 アレッサンドロ・ザナルディ BMW 320si BMW Italy-Spain
14 20 24 トム・コロネル セアト・レオン TFSI SUNRED
15 15 19 ジェームス・トンプソン ホンダ・アコード ユーロR N. Technology
16 31 3 セルジオ・ヘルナンデス BMW 320si Proteam Motorsport
17 26 2 ステファノ・ディアステ BMW 320si Proteam Motorsport
18 16 1 オリビエ・ティエレマンス BMW 320si Wiechers-Sport

Circuit|サーキット紹介
岡山国際サーキット
岡山国際サーキット (日本)
 
日本のモータースポーツファンにはお馴染み、西日本を代表する国際公認レーシングコース・岡山国際サーキット。
全長は3,703m、テクニカル要素の強いレイアウトのコースである。
初開催となるWTCCはもちろん、これまでにFIA SUPER 2000規格のマシンによるレースは開催されたことが無く、各チームとドライバーがどのようにこの岡山を攻略してくるのかは大きな見どころのひとつ。
1〜2コーナーにかけてのポジションの奪い合い、バックストレートからヘアピン進入へのブレーキ競争、観客との距離感が近いホブスコーナーやマイクナイトコーナーといったあたりが注目のポイントとなりそうだ。

2008年秋、WTCCが日本に初上陸!
[岡山国際サーキットのサイトへリンク]
[2008.10.25-26] FIA WTCC Race of Japan =OKAYAMA=
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