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SUPER GT
JDC Round 7
開催日程
2010年9月19日(日)
開催場所
コスモスパーク (京都府)
天 候
晴れ
路 面
ドライ
参加台数
123台
(ADVAN装着 : 21台)
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全日本ダートトライアル選手権は終盤に入り、この「Cosmos super Trial」を含めて2戦を残すのみとなった。
前戦の第6戦で4クラスのチャンピオンが確定しているが、この大会でもN3クラス、SA1クラス、Dクラスのチャンピオンが決まる可能性があった。

一方、前戦でチャンピオンの座を射止めた4クラス、4人のドライバーは、それぞれこの大会を勝てばシリーズポイントを満点にできる可能性があり、チャンピオンにもう一つの勲章を与えるべく挑んだ。さらに来期の出走順を優位に出来るシード権の獲得を含め、各クラスとも手に汗握る白熱した攻防が見られた。

だが、満点チャンプを目指していたチャンプ4人が揃って2位に終わってしまう。
圧倒的な強さを魅せているSC3クラスの谷田川敏幸選手も、シフトミスで大きくタイムロスしてしまう。
現役のダートラ選手の中では最も勝率のいい谷田川選手は、言い替えれば最もミスをしない選手でもあり、本人も肩を落としながら苦笑い。

「こんな初歩的なミス、何年ぶりかな。4速から1速まで一気に車速を落としながら、横Gが掛かった状態でシフト操作する難しい状況だったことは確かだけど、それでもね・・・・。だから、ホントに悔しい。オレもまだまだってことかな。でも、逆に気が引き締まったというか、最終戦はきっちりと勝って来年に繋げたいと改めて意を決したよ」と谷田川選手。

気持ちを切り替えていい刺激にしてしまうところが谷田川選手の強さでもあり、好きなコースという最終戦のタカタでの激走を期待できるコメントだった。

ADVAN勢は、N3クラスの矢本裕之選手が3位に、SA1クラスの山下貴史選手が2位に、SC2クラスの永田誠選手が2位に食い込む健闘を見せた。

この3人とSC3クラス2位の谷田川選手の4人全員が、ADVAN A036を選択。
路面状況としてはADVAN A036が最も得意とする路面だっただけに、絶好のチャンスを僅差で逃してしまったことは残念だった。

なお、SA2クラスの荒井信介選手は、オーバーランしてクリップから離れるミスで、クラス9番手という結果になってしまった。

広島のテクニックステージ・タカタで開催される最終戦は10月9日。ADVAN勢の健闘が期待される。
Driver's Voice
谷田川敏幸 選手
 【今回の成績 : SC3クラス 2位】
タイヤと路面のマッチングは悪くなかった。ただ、今年は路面の荒れ方が今までと少し違って、フラットだけどグリップのいいラインが狭かったね。
ダスト(細かいホコリ)が乗っているところで不意にリヤが動いてしまい、それがシフトミスの原因なんだけどね。悔しいし情けないし・・・。


山下貴史 選手
 【今回の成績 : SA1クラス 2位】
ボクが乗っているFTOは他のマシンよりパワーがあるけど少し重いので、そのパワーを活かせるといいタイムが出る。
今日は、タイヤに助けられてタイムを出せましたね。トップと僅差だったから悔しい気持ちもあるけど、納得できる走りが出来たことの方が嬉しい。
FEATURED DRIVER
昨シーズンの途中に新設されたPNクラスは、特に入門者が手軽にダートラに参戦できるようにと設定されたクラスだが、実際には全日本戦では歴戦の強者が顔を揃え、意外と白熱したバトルが繰り広げられている。

そのPNクラスに、かつてN2クラス(現在のN2とは違い、ナンバー付きのFFのクラス)にミラージュで参戦し、シリーズチャンピオンを獲得した太田延昭選手がスポット参戦した。
マシンは三菱のコルトRで、シリーズ争いを演じたスイフトとは違って希少な存在。実力があることは証明済みの選手で、この大会でもトップ争いに加わるだろうと目されていた。
今回は初めて走るコースでセッティングが合っていなかったこともあり、クラス4位という結果に終わるが、太田選手はこのクラスでは唯一のADVANユーザーでもある。

「タイヤの能力を引き出しきれなかった。ADVAN A035の良さを活かせるセッティングにできれば、もっとタイムが上がるはず」と太田選手。
全日本戦には近場だけの参戦になるが、参戦してきたときは台風の目になる可能性もある。来期以降の、太田選手の動向にも注目したい。
TURNING POINT
SC3クラスの谷田川選手は、ストレートエンドのタイトターンに向け、姿勢を作って進入するつもりだったという。だが、リヤタイヤがラインを外した時点で予想以上に姿勢変化が起きたという。
姿勢を作ってパワーでドリフトアングルを維持する部分と、直進状態できっちり減速してターンインさせなければならない部分が混在。その見極めと操作の精度が勝敗を分けたようだ。
Technical Information
今回の会場のコスモスパークは、年を追う毎に路面状況が良くなってきている。
昨年まではワダチやギャップができる箇所があったが、今年はコース全体が硬くしまっている感じで、部分的にブラックマークがつくほどだった。
青森の切谷内も砂利の下は硬いが、コスモスは細かいホコリが多く、見た目よりもグリップが低い部分があったようだ。
そして、グリップのいいラインが狭く、立ち上がりでラインを外すと車速の乗りが悪い。コーナーをコンパクトに回り、立ち上がりで巧くパワーを活かすようにすることがタイムを出す秘訣のようだ。
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