第60回 マカオ・グランプリ トップページへ戻る 第60回 マカオ・グランプリ
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マカオ・グランプリの概要 開催レース・カテゴリー解説 戦いを支えるヨコハマタイヤ スペシャル・インタビュー 現地速報&総集編レポート
開催レース・カテゴリー解説
「F3世界一決定戦」。マカオ・グランプリのメインレースである「FIA F3・インターコンチネンタルカップ」は、時にこのように称されることもある。
基本的に世界共通規定で行われているF3(フォーミュラ3)は、主にさらなるステップアップを目指す若手がしのぎを削りあうカテゴリーだ。
マカオでは、イギリスやヨーロッパ、ドイツ、全日本といった各地域シリーズで好成績をおさめたドライバーたちが一同に介し、チャレンジングなストリートコースでバトルを展開することになる。

F3マシンは今年から、新しいエンジンが投入された。排気量は2,000ccでノンターボの4気筒直噴エンジンであるが、結果的にシリーズとしてこれを導入したのは日本だけということに。マカオ・グランプリは旧規定のエンジンで競われることとなり、新規定エンジンで戦ってきた日本勢はシリーズ最終戦に旧規定エンジン搭載車で出場してマカオに備えた。

レースフォーマットは、11月14日(木)に練習走行と公式予選・1回目が行われる。15日(金)にも練習走行と公式予選の2回目が行われ、2回の予選を通じてのベストタイム順に「予選レース」のスターティンググリッドが決する。「予選レース」は16日(土)に行われ、10周で競われる。この結果によって最終的な「決勝レース」のスターティンググリッドがフィニッシュ順に配され、17日(日)の「決勝レース」で栄冠の行方が決まるという流れだ。

マカオ・グランプリは1983年からF3規定のレースが導入されているが、この初年度からワンメイクタイヤサプライヤーをつとめるのがヨコハマタイヤ。昨年は供給30周年を迎え、多くの若き勇者たちのステップアップを足元から支えてきている。

【LINK >> ヨコハマタイヤ|2013 全日本F3選手権2013 フォーミュラ3カップ・ジャーマニー
ツーリングカーによるスプリントレースの世界最高峰として、2005年に発足したWTCC(FIA世界ツーリングカー選手権)。FIAのSUPER 2000規定によるマシンは市販車をベースに改造されたもので、毎回繰り広げられる接触をも厭わない超接近戦が最大の魅力となっているカテゴリーだ。

2004年以前もマカオ・グランプリではF3とともに、ツーリングカーの「ギア・レース」がメインレースとして人気を集めていた。これが2005年からはWTCCのシリーズ最終戦として開催されるようになり、世界選手権レースということで更なる注目を集めるようになって今日に至っている。

現在のWTCCは、排気量1,600ccのターボエンジンを搭載するマシンによって競われる。シボレー、ホンダ、BMW、セアトがレギュラー参戦しており、駆動方式の違い(BMWのみ後輪駆動)を含めた個性的な車種ごとのバトルは勝者を予想するのが難しい。さらにチャレンジングなストリートコースが舞台となるマカオ、パッシングポイントも限られる中で繰り広げられるギリギリのバトルは、時にリスボア・コーナーなどで多重クラッシュも発生するが、それも含めて見どころの多い一戦となる。

2013年は既にドライバーズタイトルをシボレーのイヴァン・ミューラー選手、マニュファクチャラータイトルをホンダが獲得している。一方、非マニュファクチャラー勢を対象としたYOKOHAMAトロフィーはタイトル確定が最終戦のマカオに持ち越される可能性が高く、同トロフィーは最終戦のポイントが通常の倍になることから各選手の走りはいつも以上に熱いものとなるだろう。

レースは11月14日(木)にテストセッション、15日(金)に練習走行が行われた後、ノックダウン方式の予選が行われる。この予選結果は第1レースが結果順、第2レースはトップ10台がリバースグリッドで決勝のスターティンググリッドに反映され、17日(日)に9周の決勝が2レース行われる流れとなる。

タイヤは2006年からヨコハマタイヤのワンメイクとなっており、今年もマカオでの激しく熱いバトルを足元から支えていく。

LINK >> ヨコハマタイヤ|2013 WTCC(FIA世界ツーリングカー選手権)
GT ASIAは、2009年に開催されたASCC(アジアン・スーパー・カー・チャレンジ)を源流とするカテゴリーだ。このレースは発展著しいアジア諸国のジェントルマン・ドライバーを虜にし、2010年からFIA GT3車両によるGT3 Asiaへと発展、2011年から名称をGT ASIAとして現在に至っている。

使われるマシンは世界各地のカテゴリーで人気の、FIA GT3規定マシンとなる。日本でもSUPER GTのGT300クラスでおなじみのマシンたちだ。2013年は全6大会/11戦のカレンダーで、前半3大会をもてぎ、岡山、富士と日本で転戦。後半に入り、セパン、珠海と戦ってきて、最終戦のマカオに臨む。
なお、基本は1大会2レースのフォーマットとなっているが、マカオのみは1レースでの開催。11月14日(木)に練習走行、15日(金)と16日(土)に予選を行い、17日(日)はウォームアップの後に12周の決勝が行われる。

なお、本大会には33台がエントリーしているが、「Macau GT Cup」という名称で開催される本大会はそのうちの19選手がGT ASIAの最終戦としてエントリーしている。つまり、レギュラー戦よりも多い台数の中でシリーズを戦うことになるわけで、レースの組み立ても難しくなりそうな一戦だ。

タイヤについてはGT ASIAシリーズはヨコハマタイヤのワンメイク。混走する非シリーズ車両はタイヤフリーとなっているが、ヨコハマタイヤを装着して戦うマシンも数多い。

LINK >> ヨコハマタイヤ|2013 GT ASIA
マカオ・グランプリではここまでにご紹介した3つのレースを含め、全13カテゴリーが2週にわたる期間中に開催される。
その中で、主なものをいくつか続けてご紹介していこう。


■Macau Road Sport Challenge

わかりやすく表現するならば、“ハイレベルなチューニングカー”が競い合うRSC(Road Sport Challenge)。エントリーしている顔ぶれのほとんどは日本車で、日産・スカイラインGT-R、三菱・ランサーエボリューション、スバル・インプレッサWRX、マツダ・RX-8、ホンダ・S2000など、サーキットでおなじみのスポーツモデルが一同に介している。

著名チューナーが手をかけたマシンも多く、これらがスリックタイヤを装着してストリートコースを駆ける様は迫力満点。タイヤ銘柄はフリーとされている。
ドライバーはマカオや香港といった地元勢が中心で、熱いアジアン・モータースポーツの息吹を感じられる一戦となる。

レースは11月14日(木)に練習走行、15日(金)に予選、16日(土)に10周の決勝が行われる。



■Macau Touring Car Cup

このカテゴリーはS2000というクラスのマシンで競われる。具体的には旧規定のFIA SUPER2000車両であり、エンジンはノンターボで排気量2,000cc。以前はWTCCでも戦われていた規定のマシンたちである。
参戦車種はDC5型のホンダ・インテグラが多いが、ホンダ・アコードやBMW・320、シボレー・クルーズや同・ラセッティといった、WTCCでも活躍をみせた顔ぶれも揃っている。

タイヤはスリックを使用し、サイズは230/610R17。使用できるメーカーはフリーとなっているが、WTCCでの実績もあるヨコハマタイヤを選ぶユーザーは多い。昨年の大会では表彰台独占を含み、ヨコハマタイヤ勢が上位に数多く名を連ねた。

レースは11月9日(土)に練習走行と予選を行い、10日(日)に12周の決勝で競われる。なお、今年は28台の参戦が発表されている。



■MAC/HKG Interport Race

Macau Touring Car Cupと一見すると似た感じのカテゴリーだが、マシン規定はN2000となり日本のN1規定に近いものとなる。つまり、S2000よりも改造範囲は狭く、例えばホイールは純正品を使用するように定められている。
参戦車種はDC5型のホンダ・インテグラとFD2型のホンダ・シビックで占められ、事実上のホンダ車ワンメイク状態となっている。

こちらもタイヤはスリックを使用。日本のN1規定はADVAN A050などの競技用スポーツラジアルを使用するため、よりエキサイティングなレースが期待される。サイズは210/625R17で、これは215/45R17に相当する。

銘柄はフリーとなっているが、このカテゴリーでもヨコハマタイヤを選ぶユーザーは多い。昨年は表彰台をヨコハマタイヤ勢が独占、上位に数多くユーザーが名前を連ねる結果となった。
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