Your browser does not currently have the Flash Player version 8 that is required to view this site.
Please click here to download the latest Flash Player version.
HOME / MOTORSPORTS / ADVAN FAN / Vol.43 News Index
ひとつ前に戻る
 
第2戦レポート
[Photo]
5月に開催されたシリーズ発足初戦は生憎のヘビーウェットとなってしまったLotus Cup Japan、2ヶ月のインターバルをはさんでの第2戦は気持ちよい青空に恵まれての一戦となりました。
コースはツインリンクもてぎ、ただし開幕戦の東コースとは異なり、今回はフルコースが舞台。
参加台数も12台に増え、その中にはADVANカラーをまとうゲストドライバーカーを駆る田中哲也選手の姿も見られます。
 
予選では田中選手が参加者中唯一の2分24秒台をマークして圧倒的な速さを見せ、ロータスカップカーとその走りを支えるADVAN Neova AD07LTSの高いポテンシャルを披露。

10周で行われる決勝は賞典外となる田中選手は後方グリッドからのスタートですが、徐々にペースアップして周回毎にポジションを上げていきます。

前方ではポールシッターの瀬川健児選手が痛恨のスタートミス、その隙にピストン西沢選手が前に出てレースをリード。
一方の田中選手は5周目には5番手にアップ、さらに先行車を追撃して終盤の3周ほどは瀬川選手、田中選手と同じくゲストカーで参戦の桂伸一選手と3台でテール・トゥ・ノーズ状態の接近戦を展開。
 
ファイナルラップの130Rで田中選手は桂選手とともに瀬川選手をパス、田中選手は3番手でチェッカー。
結果、レースはスタート直後にトップに立ったピストン西沢選手が余裕のリードで逃げきって初優勝を飾り、2番手に瀬川選手、3番手は篠原祐二選手という顔ぶれの表彰台となりました。


LOTUS CUP JAPAN 2007 Round 2
TWINRING MOTEGI Road Course / 1.Jul.2007 / Fine / Dry

順位 No. ドライバー 車両名称/チーム名称 周回数 Total-Time Best Lap
1 11 ピストン西沢 J-WAVE BP LOTUS 10 24'50.340 2'27.011
2 3 瀬川 健児 EMS PLUTO 1119 10 24'57.910 2'27.768
3 2 篠原 祐二 Club Witham Racing 10 25'06.011 2'28.872
4 45 大谷 秀雄 フードフォレスタ CGRT 10 25'08.697 2'29.113
5 57 倉田 道夫 倉田医院 ロゴス エリーゼ 10 25'23.152 2'30.989
6 48 野澤 一幸 GAKKEN 10 25'26.896 2'30.908
7 5 石 崎  大 LMS ディープ エリーゼ 10 25'27.393 2'31.132
8 15 野崎 真宏 フジミ エリーゼ 10 26'02.938 2'34.233
9 37 青木 正浩 ドラゴン マリア ロータス 10 26'17.340 2'34.280
10 6 平畑 徹幸 ヒラハタ クリニック 9 25'35.710 2'47.451
以上 規定周回数完走
以下 賞典外ドライバー
1 桂  伸 一 LCI Limited 10 24'56.550 2'27.197
25 田中 哲也 チーム・アドバン・ロータス 10 24'56.798 2'27.041



ゲストドライバー
[Photo]
■ゲストドライバー : 田中哲也さん
 
どんなレースでもそうですが、序盤では相手の出方を探るために後ろから様子を見て、徐々に順位を上げていく展開を考えました。
最後は3台でのバトルになりましたが、正直なところ思い切り楽しんでいましたね(笑)。
 
車はパワーと軽さがとてもマッチングしています。後輪駆動ですから乗っていてとても楽しいですしね。
そして装着されているADVAN Neova AD07LTSも、グリップレベルが車のパフォーマンスにピッタリです。
今回は決勝で少し後輪の内圧を低めにしたのですが、車重が軽いと内圧変化の影響は小さくありません。ですから参加されている皆さんも、より内圧の管理に気をつかうと良いでしょう。少しの違いがタイムには良くも悪くも反映されますから、ベストなセッティングを見いだすことが必要です。
 
レース全体を見ると、最初に自分が想像していたよりも激しく競り合っているという印象です。
ただ、場面によってはドライバーの意地が過度にぶつかりあっていたように見えたところもあって、例えばストレートの蛇行は少し多すぎたようにも思います。
 
このような入門カテゴリー、ましてやロータスは社会的にも成功されている方が多数参加されると思うので、とても大切なレースです。こういうカテゴリーだからこそ、レースの基本となる"ジェントルマンな"ものにしなければなりません。
レベルアップしようという参加者の皆さんの熱意に対しては、私自身も何かお役に立てれば良いと思います。皆さんにアドバイスしたいのは、「とにかく楽しく、気持ちよく」レースをしていただきたいということ。
例えば競り合っていて自分がミスをしたら、抜かれても仕方ないという割り切りも時には必要です。無茶をすることは自分自身のためにもなりませんからね。
またまだ始まったばかりのシリーズですから、参加者のレベルがマナーの面も含めて上がっていくと、とても良いレースになると思います。


GUEST DRIVER PROFILE
田中哲也さん =TETSUYA TANAKA=
1965年・京都府出身。
1988年にFJ1600でレースデビュー。その後順調なステップアップを果たし、フォーミュラ・ニッポンや全日本GT選手権といったトップカテゴリーで活躍。また、レース車両や自動車用品の開発ドライバーとしても優れた才能を発揮する。
2007年はSUPER GTではGT300クラスの「EBBRO 350R」、スーパー耐久でもST-1クラスの「CAR-CHANNEL アドバン Z33」と、ともにADVAN装着車で戦っている。
ひとつ前に戻る