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第4戦レポート
[Photo]
この春に産声をあげたLotus Cup Japanもいよいよ最終戦を迎えました。

12月1日、ツインリンクもてぎではレースを翌日に控えて練習走行が行なわれていました。ここに姿を見せたのが、今大会のゲストドライバーとしてRed in BlackのADVANカラーをまとうマシンを駆る谷口信輝選手。
ツインリンクもてぎでは9月に開催されたSUPER GTで優勝を飾っているだけに、ロータスでの好走にも期待が集まります。
 
2日のレース当日も快晴に恵まれる中、10時すぎに公式予選がスタート。各車が続々とコースインする中、クリアラップを取るために少し間合いを置いてマシンをコースへと進めた谷口選手は4周の計測ラップを走行。徐々にペースアップを果たした谷口選手、3周目に2分22秒081をマークしてセカンドタイムの選手を0.742秒引き離して堂々のベストラップを刻みました。

決勝レースは14時40分にローリングラップ開始。ゲストドライバーである谷口選手は賞典外扱いとなるため、最後尾の14番グリッドからスタートを迎えます。
レッドシグナルが消灯してスタンディングスタート、谷口選手は絶妙の駆け出しで先行車を次々にパス。ホームストレートに戻ってきた時には4番手にまでポジションをアップしました。

この先は上位陣とのつばぜり合い。2周目に更に1台をパスして3番手につけて先行逃げきりを目論んでいたであろうトップグループを捕らえます。6周目に2番手の瀬川健児選手をパスすると、遂に前を走るのはトップのピストン西沢選手のみという状況に。
ピッタリと背後につけた谷口選手、7周目の1コーナーで遂に西沢選手を捕らえて前に出ると、怒濤の13台抜きを成功させてトップの座におさまります。

このまま10周のレースはフィニッシュを迎えるかと思われましたが、まさかのシフトミスで西沢選手が再び先行。仕切り直しのバトルとなりましたが、谷口選手が再び西沢選手をかわしてトップを奪い返すとこのままフィニッシュ、ADVANカラーのゲストカーとして初めてのトップチェッカーを受けることに成功しました。


LOTUS CUP JAPAN 2007 Round 4
TWINRING MOTEGI ROAD COURSE / 2.Dec.2007 / Fine / Dry

順位 No. ドライバー 車両名称/チーム名称 周回数 Total-Time Best Lap
1 11 ピストン西沢 J-WAVE BP LOTUS 10 24'01.670 2'22.831
2 3 瀬川 健児 EMS PLUTO 1119 10 24'06.615 2'23.522
3 2 篠原 祐二 クラブウィザムRaing 10 24'19.560 2'24.381
4 21 遠藤 浩二 がんもRACING@TIR 10 24'22.085 2'24.209
5 75 大野 貴史 クラブウィザムRacing75 10 24'29.360 2'25.012
6 45 大谷 秀雄 フォードフォレスタ CGRT 10 24'32.803 2'24.666
7 57 倉田 道夫 倉田医院 ロゴス エリーゼ 10 24'45.498 2'26.795
8 5 石 崎  大 IMS ディープ エリーゼ 10 24'45.866 2'26.647
9 48 野澤 一幸 Gakken 10 24'57.547 2'27.958
10 15 野崎 眞宏 フジミ エリーゼ 10 25'26.203 2'30.666
11 37 青木 正浩 ドラゴン マリア ロータス 10 26'02.539 2'30.783
12 6 平畑 徹幸 ヒラハタ クリニック 9 24'13.031 2'38.137
13 72 式 場  律 クラブウィザムRacing72 9 25'59.997 2'49.013
以上 規定周回数完走
以下 賞典外ドライバー
25 谷口 信輝 チーム・アドバン・ロータス 10 24'00.742 2'22.134
1 高橋 一穂 LCI Limited 0 出走せず -



ゲストドライバー
[Photo]
■ゲストドライバー : 谷口 信輝さん
 
Lotus Cupは規則がしっかりしていて、マシンのイコールコンディション化が図られています。そのため、ドライバーのテクニック勝負という性格が強く、ここが面白いところですね。

適度なパワーがあり、駆動方式はFR(後輪駆動)。そしてタイヤはレーシングタイヤではなく、ADVAN Neova AD07LTSを使っていますので、高い安全性の下でドライビングスキルを磨くのに丁度良いカテゴリーですね。

当初思っていた以上に、上位陣の皆さんは速い方々が集まっていました。僕も練習走行でその点に気づいて、ちょっと本気になりましたね(笑)。

決勝の終盤はピストン西沢選手などとのバトルを純粋に楽しみました。トップでファイナルラップを迎えたのですが、ゲストドライバーとしての参戦でしたから「本当にこのままトップで終わっていいの?」という思いもありましたよ。
でもトップを譲るのもおかしな感じですし、やっぱり"勝つと嬉しい"というよりは"負けると悔しい"じゃないですか(笑)。
 
ところでこのロータスですが、走らせるコツがいくつかありますので最後にご紹介していきましょう。
 
 
 【繊細なコーナーリングを実践しよう】
ロータスはミッドシップレイアウトの車。そのため、巧く曲げていかないといけません。
例えばコーナーリング中にアクセルを必要以上に踏み込むと、ノーズがリフトアップしてアンダーステアが顔を出してきます。
逆にフロント荷重をかけた状態で無理に曲がろうとするとオーバーステアになってしまいます。
軽量なミッドシップなのでドライバーの操作が顕著にクルマの挙動になって現れますので、繊細なコーナーリングが要求されます。
 
 
 【ABS付きのブレーキを使いこなそう】
ブレーキにはABS(アンチロックブレーキシステム)が備わっているので、ブレーキング時にロック状態になることはありません。
しかし、それに甘えると必要以上にコーナー進入で奥まで行ってしまいがちです。ABSがあるとフロント荷重のコントロールをしにくいので、突っ込みすぎには要注意です。
しかしライトウェイトスポーツならではの走りとしてブレーキングを我慢してのコーナーリングも必須。場面によっては奥まで突っ込んでいく必要性も生じるでしょうから、ABS付きブレーキでのターンインのコントロールを状況に応じてきちんと実践することが求められます。
 
 
 【LSD未装着ということを念頭に】
LSD(リミテッドスリップデファレンシャル)は装備されていないのですが、ここはひとつの"ミソ"になります。
コーナーリングで突っ込んで行ってステアリングを"グイッ"と切ると、内側リアタイヤの接地が薄くなってしまうためにオーバーステアを誘発してしまいがちです。
そこで駆動をかけたとしても、内側のリアタイヤがホイルスピンして前に進んでくれなくなります。こうなってしまうと、ただでさえ限られているパワーを大きくロスしてしまうので、立ち上がり加速が決定的に鈍ってしまいます。
 

全体的にまとめると、ABSブレーキングのターンイン・コントロール、コーナーリング中のリアタイヤの接地とトラクションの確保が大きなテーマになると言えるでしょう。
また、直接の"走り"には関係ありませんが、待ち時間に行なわれている他のカテゴリーのレースを時間の許す範囲内で見ておくことも大切です。
例えば今回、僕は他のレースでスタートシーンをいくつかチェックしておきました。スタートシグナルのタイミングを確認しておきたかったのですが、結果的にタイミングを掴めたことでレース本番では好スタートダッシュを切ることが出来ました。
特にあまり慣れていないコースでは情報を沢山収集する努力は必要。いろいろな情報を持っている人は、やはり有利になるものです。


GUEST DRIVER PROFILE
谷口信輝さん =NOBUTERU TANIGUCHI=
1971年・広島県出身。
ドリフトコンテストで全国にその名を馳せ、1999年にレースデビュー。
2000年に十勝24時間レースでクラス3位を獲得。2001年からはスーパー耐久シリーズにフル参戦、2002年にグループNプラスクラスでチャンピオンに輝く。
全日本GT選手権への参戦も2002年にスタート、同年のセパンでGT初優勝。また、ドリフトでも活躍、2001年にはD1グランプリのチャンピオンを獲得している。
2007年はSUPER GTのGT300クラスにポルシェで参戦、年間2勝を飾った。
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