Your browser does not currently have the Flash Player version 8 that is required to view this site.
Please click here to download the latest Flash Player version.
HOME / MOTORSPORTS / ADVAN FAN / Vol.64 News Index
ひとつ前に戻る
[Chapter 1]
チームでの"お仕事"
[Chapter 2]
2008年・私のベストレース
[Chapter 3]
ドライバーの"通信簿"
[Chapter 4]
タイヤ造りに"懸ける思い"

2008 NewYear Meeting
日本のツーリングカーレースにおいて最高峰に位置しているSUPER GTシリーズ。
トップドライバーが競演するシリーズは毎大会、多数のファンが来場して勝負の行方を見守っています。

GT500とGT300、ふたつのクラスが設定されているSUPER GT。
中でもGT300クラスはバラエティ豊かな参戦車種のラインナップや、個性派揃いのドライバーなど見どころも多く、GT500クラスに勝るとも劣らない好バトルが繰りひろげられています。

このGT300クラス、参加する多くのチームがADVANレーシングタイヤを装着しています。
2009年を迎えて全国的に"新年会"も催される時期になりましたが、今回はGT300クラスをADVANとともに戦うチームのエンジニアさんが一同に揃った"特別新春座談会"の模様をお届けします。

サーキットではライバル同士の皆さんも、サーキットを離れれば"良き戦友同士"。2008年シーズンを終えたオフシーズン、一年を振り返っての回想や2009年シーズンへの思いなどに加えて、秘密のチーム事情や、ついつい口が滑ってのウラ話まで!?

SUPER GT・300クラスを代表するトップチームの"サーキット場外競演"を、ぜひお楽しみください。


Chapter 1
 
−まずはお集まりいただいた皆さんの自己紹介から、今回の"新春座談会"をはじめましょう。
 
 
【Masataka Bandoh】
■坂東正敬 さん
 RACING PROJECT BANDOH
 No.19 「ウェッズスポーツIS350」


レーシングプロジェクトバンドウの坂東正敬です。
父は"チョイ悪オヤジ"の坂東正明です。その父から会社を継いで、経営者になりました。
今はとにかく全てのことについて勉強中。会社はRS中春さんの隣にあるので、中春さんからも色々と良いものを吸収させていただいています。
2009年はGT300クラスのシリーズチャンピオンを獲得したいと思いますので、ぜひ今日お集まりの皆さんにはご協力をお願いします(笑)。
【Kazuhiro Kawase】
■河瀬和弘 さん
 RS中春 (TEAM DAISHIN)
 No.81 「ダイシン ADVAN Z」


「ダイシン ADVAN Z」のメンテナンスをしている、RS中春の河瀬です。
普段の仕事では、青木君(青木孝行選手)がレースで壊したカウルの修理を主に担当しています(笑)。
外注ではなくRS中春の社員としてやっていますので、どんなに沢山のカウルを修理しても給料は変わりません。
これが普段のメイン業務です(笑)。
【Hidekazu Oniki】
■鬼木秀和 さん
 ノバエンジニアリング (Team UEMATSU NOVA)
 No.4 「EBBRO UEMATSU 320R」


ノバエンジニアリングの鬼木です。
仕事は設計・制作、その他雑用といった感じで会社ではやっています。
レースの現場に行ってチームに入るとチーフエンジニアという立場です。
2008年シーズンはオーナー(植松忠雄選手)がチーム監督を勤めましたので、自分は監督の良き右腕になれるように、と戦ってきた一年間でした。
【Minoru Sawada】
■澤田 稔 さん
 R&D SPORT (WILLCOM R&D SPORT)
 No.62 「WILLCOM ADVAN VEMAC 408R」


R&D SPORTの澤田です。
チームには担当別に何人かのエンジニアやメカニックが在籍していますが、私はこれらの面々をコントロールするマネージャー的な役割を担っています。
うちのチームは何年にも渡ってヴィーマックを走らせていますが、ユーザー対応を含めて「ヴィーマックが如何にして紫電をやっつけられるか」を、常に考えて仕事をしています(笑)。
【Shintaro Watanabe】
■渡邉信太郎 さん
 ムーンクラフト (Cars Tokai Dream28)
 No.2 「プリヴェKENZOアセット・紫電」


紫電のチーフエンジニアをしています渡邉です。私はムーンクラフトの社員なのですが、2号車・紫電のメンテナンス全般を担当しています。
基本的に社内ではレース部門の技術開発、レースの現場ではエンジニアという立場です。
うちはオーナーチームなので、オーナーの高橋一穂選手とともにチーム運営の面にも携わっています。
紫電については開発責任者として、社内の設計チームとレースチームのまとめ役を務めました。
あとは、深夜遅くまで残業しているR&D SPORTの澤田さんの話し相手も、業務のひとつですね(笑)。
【Hiroyuki Kuriyama】
■栗山浩行 さん
 JIMGAINER
 No.11 「JIMCENTER ADVAN F430」


JIMGAINERの栗山です。
私の場合はどちらかというと坂東さんのお立場に近い感じで、エンジニアという業務についてSUPER GTでは深くタッチしていません。
実は明日、出張で車を走らせる仕事があったのですが、私はその場にいると邪魔になるからと追い出されてきてしまいました(笑)。
JIMGAINERという会社自体がオーナーの趣味的要素が強い部分もあるので、バリバリの社長業というわけではないかもしれません。でも、今後はクルマ好きの皆さんに売れる商品を開発していったりもしたいと思っています。
【Takao Kouno】
■河野高男 さん
 RSファイン (RE 雨宮レーシング)
 No.7 「ORC雨宮SGC-7」


RE雨宮レーシングで雑用係をしています河野です(笑)。
私の仕事内容・・・、監督のお守りと、ドライバーのお守りと・・・。あとはメカニックに面倒を"見てもらって"います。
って、どうしてみんな笑ってくれないの!?ここは納得するところじゃないでしょ!(笑)
あ、あとはお弁当を買いにいったりとか。これはまだ上手に出来なくて、マネージャーから良く怒られています(笑)。
と冗談はこのくらいにして、実際には皆さんと大きく変わらないと思いますが、チーム内をまとめることが仕事のメイン。
2009年は何勝かを飾って、こうした場では皆さんから"嫌われる"立場になりたいですね。
 
今回の新春座談会にお集まりいただいたのは、以上総勢7チームの面々。
ここに横浜ゴムのタイヤ開発エンジニアを加えた9人が、和気あいあいと、しかも時には真面目にモータースポーツ談義に華を咲かせていきます。
次のコーナーでは、各チームの皆さんに"2008年のベストレース"をお選びいただきました。
>> Chapter 2 "私のベスト・レース"
ひとつ前に戻る