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奴田原文雄 選手
>> 公式サイト
前回は中国におけるラリーの位置づけ、そして国内最高峰シリーズにあたるCRC(中国ラリー選手権)の詳細や特徴についてお伝えしました。
もちろん中国のラリー・シーンでも、ADVANは活躍を見せています。主力チームからプライベーター勢まで幅広い層のユーザーがADVANとともに中国各地を転戦するシリーズを戦っており、上位争いを演じています。

CRCをタイヤという側面から見ると、世界的にも稀な激しいコンペティティブの世界。日本や欧米、そして地元中国などのアジア勢と、実に数多くのタイヤメーカーが参戦しており、技術開発や巨大な自動車市場を背景としたプロモーションの場として活用しています。
このページではCRCをADVANとともに戦う代表的なチーム&選手をご紹介します。
昨年のAPRC・パシフィックカップ王者、ディーン・ヘリッジ選手。
スバル・ブルーのカラーリングでおなじみのスバル・チャイナ・ラリーチーム。スバル系のディーラーチームです。
エースドライバーのディーン・ヘリッジ選手がGRB型インプレッサを投入していました。

デイーン・ヘリッジ選手(オーストラリア)は、昨年クスコ・ワールド・ラリーチームよりAPRC(FIAアジア・パシフィック・ラリー選手権)にも参戦し、パシフィック・カップを獲得。気さくな性格で日本でもファンの多い選手です。
今回は残念ながら最終日にリタイアしてしまいましたが、「CRCはとてもコンペティティブなシリーズで、またチームもすごくプロフェッショナル。エキサイティングだ。」と語っていました。

チームメートの李選手は、中国人ドライバー部門で2位入賞。
最終サービスに戻ってきたラリーカーを皆で出迎える様子はまさに華やか。長さ1.5メートルほどもある、手筒花火のような巨大クラッカーで盛大に歓迎します。こうした光景は中国らしさを感じるところですね。
ドライバーの陳徳安選手(左)と、コ・ドライバーの路明選手。
2008年の国家組チャンピオンチームである一汽フォルクスワーゲンチームは、このクラスの有力チームのひとつです。
フォルクスワーゲンは中国が現在のような経済成長を実現する以前、1980年代から中国に進出している自動車メーカーのひとつ。現在では、長春に本拠地を置く一汽フォルクスワーゲンと上海フォルクスワーゲンという2つの会社が、それぞれにラリーチームとしてもCRCに参戦しています。
この、同じフォルクスワーゲン同士の戦いも、ラリーを大いに盛り上げる要素のひとつになっています。

今回、陳徳安選手は国家組で優勝。総合成績でも8位に入る健闘でした。
「今回はコース幅が狭く、路面も荒れていたので、とても難しいラリーでした。また気温が高く、集中力を維持することが大変でしたが、順位を考えてペースをキープする走りに徹したことが、勝因につながりました。」と、語っていました。

まだ6月でしたが最高気温は35℃、そして湿度が高い為に、ドライバーにとっては過酷なラリーだったと思います。
また、チームメイトの李国静選手も2位となり、一汽フォルクスワーゲンチームにとっては、うれしいワン・ツー・フィニッシュでした。
チームオーナー・ドライバーの何勇選手。
イエローのスズキ・カラーでスイフトを走らせる長安鈴木チームです。
チームのエースドライバー、蒋智洋選手がクラス優勝をしました。

オーナー兼ドライバーでもある、何勇選手に話しを聞いたところ、「もっと多くの人達にモータースポーツに興味をもって欲しい。そして若いドライバーがラリーに参戦して来て欲しい。」と語ってくれました。

日本から比較しても、多くの観客が訪れ、多くのドライバーが参戦しているように見えるCRCですが、まだまだ発展していこうという意欲を感じました。
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