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BMWの調律師が選んだ、より速く、より快適に駆け抜けるためのハイパフォーマンスタイヤ。

Tuner’s Interview:02 Yasuaki Suzuki

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真っ白な外観に細いブルーのライン。Studie AGのCIがシルバーに輝き、作業ピット外壁にはYOKOHAMAのロゴがあしらわれる。外観イメージからも、ここがBMWを専門とするショップであり、ヨコハマブランドとも良好な関係を築いていることが窺われる。曇りひとつないガラスドアを入ると、白で統一されたフロアはピカピカに磨き込まれている。チューニングショップというより、ヨーロッパのプレミアムカーショールームのようだ。

(株)スタディは、我々が訪問した東京のほか、仙台、横浜、神戸に店舗を構えるBMW専門店。鈴木康昭CEOは、満面の笑みを湛えて我々を迎えてくれた。スペシャリストショップで経験を積んだ鈴木氏は、BMWの完成度の高さとポテンシャルに魅せられ、1995年7月に潟Xタディを設立。

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「タイヤがタイヤとして、きちんと仕事を果たす」

「以前の会社では、BMWオーナーの方々と直接お話しする機会が数多くありました。皆さん揃って勉強熱心で、車のことをよく知っていらっしゃいます。私はコミュニケーションが大好きなので、お客様と直に触れ合いながら、何かお手伝いできるかもしれない。そう思って、この会社を立ち上げたんです。」
取材当日は平日午後にもかかわらず、大勢のBMWオーナーが来店していた。ショップの実力はもちろんのこと、鈴木氏やスタッフの笑顔とお客様を大切にする気持ちがアピールしているに違いない。

(株)スタディでは、チューニングを“調律”と捉える。元々素性の良いBMWなのだから、わざわざ作り替える必要はない。オーナーの要望に応える場合も、改造ではなく、調律こそ正攻法だというのだ。BMWの調律師・鈴木氏にとって、ADVAN Sportとはいったいどのようなタイヤなのだろう?

「このタイヤがデビューした当時からデモカーに装着しています。私自身の体感で言えば、変に尖ったところがなく、乗りやすく、安心感のあるタイヤです。パフォーマンスはもちろん、静粛性や快適性などすべての要素が高い次元でバランスされていますね。チューナーとして、非常に扱いやすい、という魅力もあります。タイヤがタイヤとしてやるべき仕事をきちんと果たしてくれます。ですから、サスペンションの領域はサスペンションに、ブッシュの領域はブッシュに、しっかりと仕事をさせることができます。足回りのチューニングでも、個々のパーツを煮詰めることができるので、トータルバランスのいいセットアップができます。」

「ADVAN Sportは、ヨーロッパのイメージが強い」

チューニングのほか、ドレスアップ、メンテナンス、モータースポーツを業務の4本柱とする潟Xタディ。サーキット走行会には多数の参加者が集まるなど、モータースポーツに関心の高いBMWオーナーも多いようだ。ヨコハマとBMWは、ともにWTCC(世界ツーリングカー選手権)に参戦している。

「BMWのオーナーは、パーツを選ぶ時でもBMWとの関連性にこだわりますね。WTCCがADVANのワンメイク供給ということもあり、ADVAN Sportを選ばれるお客様も増えてきています。また、ADVAN Sportはタイヤとして懐も深いので、かなりスポーティな走りをしても安心なんです。」
ADVAN Sportは、特にどのような嗜好のユーザーに合うのだろう?

「高速道路を、安心して、速く走りたい、というお客様に真っ先にお勧めしたいですね。オールラウンドな実力を持つタイヤですから、ドライでもウェットでも安心です。だからこそ、リピーターが多いのでしょう。それと、ADVAN Sportには面白い傾向があるんですよ。じつはBMWオーナーの方々にとって、ADVAN Sportはヨーロッパのイメージが強いんです。WTCCとのパートナーシップもその理由でしょうし、OEMリストに名だたる欧州車が並んでいることも大きいようです。」
ニュルブルクリンク、アウトバーン、そして石畳で磨かれたADVAN Sport。潟Xタディの巧みな調律によって、その持味である卓越したスポーティ・パフォーマンスをさらに堪能できるに違いない。

鈴木 康昭 写真

株式会社 スタディ
CEO 鈴木 康昭
〒222-0034 神奈川県横浜市港北区岸根町61-2
PHONE/045-476-3181
FAX/045-476-3182
東京・神戸・仙台にもショップ展開

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