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ラジアルで筑波1分切りは普通なら大変なこと。でもAD08はあっさりとその難題をクリアした。

Voice of Drivers:02 Nobuteru Taniguchi

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ADVAN NEOVA AD08(以下AD08)のポテンシャルの高さに驚いた、という谷口信輝選手に、ADVAN Neova AD07(以下AD07)との違いなどを話してもらった。

「AD07が出た当時の話からになるんですが、それこそAD07はセンセーショナルというか、かなりインパクトがあったんです。実際、D1グランプリなんかでもAD07は非常に強かったんです。何年かかけてようやく他のメーカーのタイヤもAD07に追いついてきて、いいバトルができるようになってきた。そんなときにAD08が出ると聞いたわけです。第一印象は楽しみだというのと、本当にAD07を超えるような、そんなすごいタイヤが出せるの?という思いでした。」

「AD08は何周走っても走りやすかったですね」

そんな折、HKSのランサーエボリューション](以下エボ])との企画で、筑波サーキットでラジアルで1分を切るというミッションを受けたという。

「このミッションを成し遂げるため、最終的に3回走りました。まずはAD07でクルマのセットアップもかねて走行し、その2ヵ月後ぐらいにクルマは何も触らず、タイヤだけをAD08に履き替えてコースインしたんです。第1コーナーを立ち上がってヘアピンを曲がる頃に『あれ』って思った。2ヘアを過ぎバックストレッチを立ち上がる頃には『お、これは次の周でアタックにいっちゃおうかな』っていう気になったんです。それだけ、ブレーキングの止まり感とか、クリッピングポイントでのトラクションが良かった。」

そして、セッテイングを詰めたエボ]での3回目のアタック。

「筑波1分切りというのは、やはり大変なことで、壁があるわけです。ところが、意外とあっさりいけましたね。結果、59秒425というタイムが出せました。そのまま周回を重ねてみても、性能の落ち込みは非常に少なかったし、何周走っても走りやすかったですね。」

では、AD08というタイヤについて谷口選手が思うことをひと言。
「そうですね。AD08は非常にがんばり強いタイヤ。グリップ走行だけでなくドリフト走行もAD08を使わせてもらっていますが、耐摩耗性もいい。サーキット走行でのライフは非常に高いですね。ということは、一般のストリートではさらにライフが伸びるということ。AD08の購入を検討するときはどうしても価格が気になるところですが、耐摩耗性が素晴らしくいいのでトータル的には買得かと思いますね。さらに、安全運転のためにも、絶対いいタイヤを履いた方がいい。ドライブを楽しむ部分でも、安全のためという部分でも、ぜひAD08を使っていただけたらいいなと思います。」

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谷口 信輝
レーシングドライバー
広島県出身。2001年D1グランプリシリーズチャンピオン獲得を皮切りに、本格的にモータースポーツの世界へと転身。翌年からスーパー耐久、スーパーGT、D1などへ参戦。超絶技巧のドライビングと抜群のコントロールで織戸学選手と並びドリフト界のカリスマとして君臨。ドリフト系クルマ雑誌や走行イベント等にも多数出演するなど、人気と実力を兼ね揃えたドライバー。

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